インテル® HLS コンパイラー: リファレンス・マニュアル

ID 683349
日付 6/23/2017
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ドキュメント目次

1.4. コンポーネント・インターフェイス

HLSコンパイラーが生成するすべてのコンポーネントには、パラメーター・インターフェイスとコンポーネント呼び出しインターフェイスの 2 つのインターフェイスがあります。

パラメーター・インターフェイスは、関数の引数の中にデータをプッシュしたり関数からのデータを返したりするために使用するプロトコルです。次の関数の定義を考察します。

component int interfaces(int a, int b);

関数の定義は 2 つの引数 ( すなわち ab) があります。ハードウェアで使用するプロトコルを各引数に渡す際にどのように指定するかについて詳しくは、パラメーター・プロトコルを参照してください。

コンポーネントへのコール動作やコンポーネントから返す動作を表すには、コンポーネント呼び出しインターフェイスが必要です。このインターフェイスは、戻り値 ( nonvoid 関数で ) と、コンポーネントに制御を渡し、関数が実行を完了すると制御を戻すハンドシェイク信号が含まれています。