インテル® Stratix® 10 SoC FPGAブート・ユーザーガイド

ID 683847
日付 11/10/2021
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ドキュメント目次

4.8.1. コマンドラインからのコンフィグレーション・ファイルの作成

次の例では、CvP用のコンフィグレーション・ファイルを作成します。
quartus_pfg -c design.sof design.jic design.rpd design.map \
-o hps_path=fsbl.hex \
-o device=MT25QU128 \
-o flash_loader=1SX280LU2 \
-o mode=ASX4 \
-o bitswap=on \
-o cvp=on
このコマンドの入力ファイルと出力ファイルは、次のとおりです。
  • Input Filesの場合、
    • design.sof
    • fsbl.hex
  • Output Filesの場合、
    • design.periph.jic
    • design.core.rbf
    • design.rpd (オプション)
    • design.map (オプション)
コマンド・パラメーターを以下に一覧表示します。
表 14.  コマンド・パラメーター
パラメーター 説明
hps_path 16進形式のHPS FSBLファイルの位置です。
device ターゲットQSPIデバイス。サポートされているQSPIデバイスに一覧表示されているデバイスを使用するか、グラフィカル・インターフェイスを使用して、使用可能なオプションを特定します。
flash_loader JICをフラッシュに書き込む際に使用されるヘルパーイメージ。これは通常、FPGA部品番号のプリフィクスです。グラフィカル・インターフェイス・モードを使用して、使用可能なオプションを特定します。
mode QSPI用のASX4です。
bitswap 「on」に設定すると、サードパーティー製のツールで使用できるプレーンなバイナリー形式のRPDが作成されます。
cvp 「on」に設定してConfiguration via Protocolをイネーブルします。
注: HPS先行のブートを使用する場合、JICは小さく、ボード上にあるものより小さいQSPIデバイスをターゲットにすることができます。結果のJICファイルをプログラミングすると、警告が表示されますが、結果のファイルサイズと、それに応じて消去およびプログラミング時間が短縮されます。