2.1.2. Secure Device Manager
インテルStratix 10 SoC FPGAがPORを終了すると、SDMは MSEL[2:0] ピン1 をサンプリングして、ブートソースを特定します。次に、デバイスは選択されたブートソースのインターフェイスに従ってSDM I/Oをコンフィグレーションし、SDMはインターフェイスを介してコンフィグレーション・ビットストリームを取得します。SDMは、次の表に一覧表示されている以下のブートソースからブートできます。
| SDMブートソース | 説明 |
|---|---|
| Avalon-ST (x8/x16/x32) | サポートあり |
| JTAG | サポートあり |
| Active Serial (AS)/ Quad SPI | サポートあり。SDMは、アクティブ・シリアル・フラッシュのx4モードおよびMicron* MT25Qフラッシュでのみブートします。サポートされている他のQuad SPIフラッシュデバイスは、x1モードでブートします。コンフィグレーション・ファームウェアがSDMにロードされた後、SDMでは、フラッシュをx4モードに切り替えることができます。 |
FPGA先行のコンフィグレーション用の一般的なコンフィグレーション・ビットストリームには、以下が含まれます。
- SDMのコンフィグレーション・ファームウェア
- FPGA I/OおよびHPS外部メモリー・インターフェイス (EMIF) I/Oコンフィグレーション・データ
- FPGAコアのコンフィグレーション・データ
- HPS FSBLコードおよびFSBLハードウェア・ハンドオフ・バイナリー・データ
SDMは、FPGAコアとI/Oのコンフィグレーションを完了し、HPS FSBLコードおよびHPS FSBLハードウェア・ハンドオフ・バイナリーをHPSオンチップRAMにコピーします。
1 MSEL[2:0] ピンは、それぞれ SDM_IO[9]、SDM_IO[7]、SDM_IO[5] ピンと多重化されます。