インテル® Stratix® 10 SoC FPGAブート・ユーザーガイド

ID 683847
日付 11/10/2021
Public
ドキュメント目次

2.1.2. Secure Device Manager

インテルStratix 10 SoC FPGAがPORを終了すると、SDMは MSEL[2:0] ピン1 をサンプリングして、ブートソースを特定します。次に、デバイスは選択されたブートソースのインターフェイスに従ってSDM I/Oをコンフィグレーションし、SDMはインターフェイスを介してコンフィグレーション・ビットストリームを取得します。SDMは、次の表に一覧表示されている以下のブートソースからブートできます。
表 3.  インテルStratix 10 SoC FPGAで使用可能なSDMブートソース
SDMブートソース 説明
Avalon-ST (x8/x16/x32) サポートあり
JTAG サポートあり
Active Serial (AS)/ Quad SPI サポートあり。SDMは、アクティブ・シリアル・フラッシュのx4モードおよびMicron* MT25Qフラッシュでのみブートします。サポートされている他のQuad SPIフラッシュデバイスは、x1モードでブートします。コンフィグレーション・ファームウェアがSDMにロードされた後、SDMでは、フラッシュをx4モードに切り替えることができます。
FPGA先行のコンフィグレーション用の一般的なコンフィグレーション・ビットストリームには、以下が含まれます。
  1. SDMのコンフィグレーション・ファームウェア
  2. FPGA I/OおよびHPS外部メモリー・インターフェイス (EMIF) I/Oコンフィグレーション・データ
  3. FPGAコアのコンフィグレーション・データ
  4. HPS FSBLコードおよびFSBLハードウェア・ハンドオフ・バイナリー・データ

SDMは、FPGAコアとI/Oのコンフィグレーションを完了し、HPS FSBLコードおよびHPS FSBLハードウェア・ハンドオフ・バイナリーをHPSオンチップRAMにコピーします。

1 MSEL[2:0] ピンは、それぞれ SDM_IO[9]SDM_IO[7]SDM_IO[5] ピンと多重化されます。