インテルのみ表示可能 — GUID: qts1623773231340
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ステップ9: 子PRパーティションのPR実装リビジョンの準備
このセットアップには、各実装リビジョンのソースファイルとしてスタティック領域 .qdb ファイルを追加することが含まれます。さらに、親PRパーティションの .qdb ファイルをインポートし、PR領域の対応するエンティティーを指定する必要があります。
- 現在のリビジョンを設定するには、Project > Revisionsをクリックし、Revision nameにhpr_child_defaultを選択して、Set Currentをクリックします。
- 実装リビジョンごとに正しい子ペルソナのソースファイルを指定するには、Project > Add/Remove Files in Projectをクリックします。blinking_led_child.sv がファイルリストに表示されていることを確認します。
図 11. Add/Remove Files in Project
- 手順1から2を繰り返して、他の実装リビジョン用に次の子ペルソナのソースファイルを指定します。
表 8. 実装リビジョンのソースファイル 実装リビジョン名 子ペルソナのソースファイル hpr_child_default blinking_led_child.sv hpr_child_slow blinking_led_child_slow.sv hpr_child_empty blinking_led_child_empty.sv hpr_parent_slow_child_slow blinking_led_child_slow.sv - ルート・パーティションに関連付けられている .qdb ファイルを確認するには、Assignments > Design Partitions Windowをクリックします。Partition Database Fileセルをダブルクリックし、blinking_led_static.qdb ファイルに移動して、スタティック領域に関連付けられている .qdb ファイルを指定します。
図 12. Partition Database Fileの指定もしくは、次のコマンドでこのファイルを割り当てます。
set_instance_assignment -name QDB_FILE_PARTITION \ blinking_led_static.qdb -to | - 親PRパーティション .qdb ファイルを指定するには、Assignments > Design Partitions Windowをクリックします。pr_parent_partition のPartition Database Fileをダブルクリックし、プロジェクト・ディレクトリーでそれぞれの .qdb ファイルを指定します。
表 9. 親PRパーティション .qdb ファイルの指定 実装リビジョン名 親ペルソナの .qdb ファイル hpr_child_default pr_parent_partition_default_final.qdb hpr_child_slow pr_parent_partition_default_final.qdb hpr_child_empty pr_parent_partition_default_final.qdb hpr_parent_slow_child_slow pr_parent_partition_slow_final.qdb 次の行が .qsf に存在することを確認します。
# To use the default parent PR persona: set_instance_assignment -name QDB_FILE_PARTITION \ pr_parent_partition_default_final.qdb -to u_blinking_led # To use the slow parent PR persona: set_instance_assignment -name QDB_FILE_PARTITION \ pr_parent_partition_slow_final.qdb -to u_blinking_led - Entity Re-bindingセルで、子PRパーティションのエンティティー名を指定します。デフォルトのペルソナの場合、エンティティー名は blinking_led です。この実装リビジョンの blinking_led_child は、パーシャル・リコンフィグレーションを行うエンティティーの名前です。u_blinking_led|u_blinking_led_child は、PR中にエンティティーが上書きするインスタンスの名前です。次の行が .qsf に存在することを確認します。
図 13. Entity Rebindingのアサインメント
#hpr_child_default.qsf set_instance_assignment -name ENTITY_REBINDING \ blinking_led_child -to u_blinking_led|u_blinking_led_child #hpr_child_slow.qsf and hpr_parent_slow_child_slow.qsf set_instance_assignment -name ENTITY_REBINDING \ blinking_led_child_slow -to u_blinking_led|u_blinking_led_child #hpr_child_empty.qsf set_instance_assignment -name ENTITY_REBINDING \ blinking_led_child_empty -to u_blinking_led|u_blinking_led_child - デザインをコンパイルするには、Processing > Start Compilationをクリックします。もしくは、次のコマンドでこのプロジェクトをコンパイルします。
quartus_sh --flow compile blinking_led –c hpr_child_default - 上記の手順を繰り返して、hpr_child_slow、hpr_child_empty、および hpr_parent_slow_child_slow リビジョンを準備します。
注: PR実装のコンパイル中に適用するFitter固有の設定を指定できます。Fitter固有の設定は、ペルソナのフィットにのみ影響を与えます。インポートされたスタティック領域に影響を与えることはありません。
- output_files ディレクトリーに生成されたビットストリーム・ファイルを調べます。
注: ソフトウェアは子PRパーティションに対してのみPRビットストリームを生成します。これは、親PRパーティションを最終的な .qdb ファイルとしてインポートし、子PR領域でのみエンティティー再バインドを使用したためです。
output_files ディレクトリーに、次の生成された .rbf ファイルが含まれていることを確認します。これは、すべての実装リビジョンをコンパイルした後に行います。
- hpr_child_default.pr_parent_partition.pr_partition.rbf
- hpr_child_slow.pr_parent_partition.pr_partition.rbf
- hpr_child_empty.pr_parent_partition.pr_partition.rbf
- hpr_parent_slow_child_slow.pr_parent_partition.pr_partition.rbf