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ステップ8: 親PRパーティションのPR実装リビジョンの準備
親と子のPR実装リビジョンを準備する必要があります。これは、デバイス・プログラミング用のPRビットストリームを生成する前に行います。このセットアップには、新しいPRロジックを既存の親PRパーティションにマッピングすることが含まれます。
- 現在のリビジョンを設定するには、Project > Revisionsをクリックし、Revision nameにhpr_parent_slow_child_defaultを選択して、Set Currentをクリックします。
- この実装リビジョンの正しいソースを確認するには、Project > Add/Remove Files in Projectをクリックします。blinking_led_child.sv ファイルがファイルリストに表示されます。
図 8. Add/Remove Files in Project
- Add/Remove Files in Projectを使用して、実装リビジョンごとに適切な親と子のペルソナ・ソースファイルを追加します。実装に適用されないソースファイルはすべて削除します。
実装リビジョン名 親ペルソナのソースファイル 子ペルソナのソースファイル hpr_parent_slow_child_default blinking_led_slow.sv blinking_led_child.sv - ルート・パーティションに関連付けられている .qdb ファイルを指定するには、Assignments > Design Partitions Windowをクリックします。Partition Database Fileセルをダブルクリックし、blinking_led_static.qdb ファイルに移動して、スタティック領域に関連付けられている .qdb ファイルを指定します。
図 9. Partition Database Fileの指定もしくは、次のコマンドでこのファイルを割り当てます。
set_instance_assignment -name QDB_FILE_PARTITION \ blinking_led_static.qdb -to | - Entity Re-bindingセルで、PR親パーティションのエンティティー名を指定します。この実装リビジョンでは、エンティティー名は blinking_led_slow です。blinking_led_slow は、パーシャル・リコンフィグレーションを行うエンティティーの名前です。u_blinking_led は、PR中にエンティティーが上書きするインスタンスの名前です。
- 次の行が .qsf に存在することを確認します。
#hpr_parent_slow_child_default.qsf set_instance_assignment -name ENTITY_REBINDING \ blinking_led_slow -to u_blinking_led注: 子PRパーティションにエンティティー再バインドのアサインメントを使用しないでください。これは、子PRロジックは、エンティティー名がリバウンドされている親PRパーティションによってすでに定義されているためです。図 10. Entity Re-binding - デザインをコンパイルするには、Processing > Start Compilationをクリックします。もしくは、次のコマンドでこのプロジェクトをコンパイルします。
quartus_sh --flow compile blinking_led –c hpr_parent_slow_child_default - この新しい親PRパーティションを最終的な .qdb ファイルとしてエクスポートするには、Project > Export Design Partitionをクリックします。パーティションに次のオプションを指定します。
表 6. Export Design Partitionのオプション オプション 設定 Partition name pr_parent_partition Partition database file <project>/pr_parent_partition_slow_final.qdb Include entity-bound SDC files Enable Snapshot Final もしくは、次のコマンドで親PR領域をエクスポートします。
quartus_cdb -r blinking_led -c blinking led --export_block root_partition \ --snapshot final --file --include_sdc_entity_in_partition \ pr_parent_partition_slow_final.qdb - output_files ディレクトリーに生成されたファイルを調べます。
表 7. 生成されるファイル 名前 タイプ 説明 hpr_parent_slow_child_default.pr_parent_partition.rbf 親PRパーティションのPRビットストリーム・ファイル 親PR領域のデフォルトのペルソナをプログラミングします。これにより、led_two_on がより低い速度で点滅します。 hpr_parent_slow_child_default.pr_parent_partition.pr_partition.rbf 子PRパーティションのPRビットストリーム・ファイル 子PR領域のデフォルトのペルソナをプログラミングします。これにより、led_three_on がデフォルトの速度で点滅します。 pr_parent_partition_slow_final.qdb 最終的な .qdb データベース・ファイル 低速の親PRパーティションのインポート用です。