インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: プログラマー

ID 683039
日付 6/10/2019
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ドキュメント目次

1.2.2.2. コンフィグレーション・モード(プログラミング・ファイルの変換) 

Convert Programming Filesで次のConfiguration modesのいずれかを選択して、セカンダリー・プログラミング・ファイルを生成します。
表 6.  プログラミング・ファイルのコンフィグレーション・モードの変換
プログラミング・モード 変更内容
1-Bit/2-Bit/4-Bit/8-Bit Passive Serial 外部コントローラーは、シリアル・データ・ストリームを介して1つ以上のFPGAデバイスにコンフィグレーション・データを渡します。 FPGAデバイスは、外部コントローラへの5線式インターフェースを備えたスレーブデバイスです。外部コントローラーは、マイクロ・コントローラーやCPUなどのインテリジェント・ホスト、または インテル® Quartus® Prime のプログラマー、またはEPC2またはEPC16コンフィグレーション・デバイスとなります。
Active Parallel コンフィグレーション16ビットのパラレル・フラッシュ・メモリーを使用してコンフィグレーション・インターフェイスを制御するコンフィグレーション・デバイスをサポートします。
Active Serial 不揮発性メモリーを備えた低コストのシリアル・コンフィグレーション・デバイスにコンフィグレーション・データを保存するため。シリアル・コンフィグレーション・デバイスは、コンフィグレーション・データにアクセスするためのシリアル・インターフェイスを提供します。デバイスのコンフィグレーション中に、デバイスはシリアル・インターフェイスを介してコンフィグレーション・データを読み込み、必要に応じてデータを解凍し、SRAMセルをコンフィグレーションします。
Active Serial x4
AVST x8/x16/x32 Avalon® -STコンフィグレーション・モードは、マイクロプロセッサーまたは インテル® MAX® 10デバイスなどの外部ホストを使用します。外部ホストは、フラッシュメモリーなどの外部ストレージからFPGAへのコンフィグレーション・データの転送を制御します。コンフィグレーション・プロセスを制御するデザインは、外部ホストにあります。 インテル® MAX® 10デバイスをホストとしてPFL II IPコアを使用して、FPGAを構成するフラッシュ・メモリー・デバイスからコンフィグレーション・データを読み込むことができます。
Passive Parallel Synchronous CPUなどの外部コントローラーは、共通データバスを介してデザインデータをデバイスにロードします。データは、CPU駆動のクロック信号の最初の立ち上がりエッジでデバイスによってラッチされます。次の8つの立ち下がりクロックエッジは、デバイス内でこのラッチされたデータをシリアル化します。デバイスは、デバイスが完全にコンフィグレーションされるまで、クロック信号の8番目の立ち上がりエッジごとにデータの次の8ビットバイトをラッチします。
Passive Parallel Asynchronous CPUなどの外部コントローラーは、共通データバスを介してデザインデータをデバイスにロードします。デバイスは、入力データの並列バイトを受け入れます。外部コントローラーとデバイス間のインテリジェント通信により、外部コントローラーはデバイスをコンフィグレーションできます。
Internal Configuration ダウンロード・ケーブルの インテル® Quartus® Primeのプログラマーを介して、 インテル® MAX® 10デバイスのコンフィグレーション・フラッシュ・メモリー(CFM)およびユーザー・フラッシュ・メモリー(UFM)の内部構成に.pofファイルを使用します。