1.6.1. Device and Pin Options
デバイスの一般オプション
特定のコンフィグレーション・スキームに依存しない基本的なデバイス・コンフィグレーションのオプションを指定できます。この設定にアクセスするには、
をクリックします。オプション | 概要 |
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オプション
注: インテル® Stratix® 10デバイスではサポートされていません。
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Auto usercode | JTAGユーザーコードを設定して、デバイス・プログラミング・ファイルのチェックサム値と一致させます。プログラミング・ファイルは、不揮発性デバイス用の場合は .pof、SRAMベースの場合は .sof です。このオプションをオンにすると、JTAG user codeのオプションは使用できなくなります。 |
JTAG user code | 現在のCompiler設定用に選択されたデバイスの16進数を指定します。JTAGユーザーコードは、オプションレジスターの拡張です。このデータは、JTAG USERCODE 命令で読み出すことができます。Auto usercodeをオンにすると、このオプションは使用できなくなります。 |
In-system programming clamp state | インシステム・プログラミング・クランプ・ステートの割り当てがない使用済みピンに対して、インシステム・プログラミング中にピンが取るステートを指定できます。インシステム・プログラミングでは、未使用のピンと専用入力を常にトライステートにする必要があります。使用済みのピンは、インシステム・プログラミング中にデフォルトでトライステートになり、ボード上の他のデバイスからデバイスを電気的に分離します。ただし、システムの損傷を防止するために、インシステム・プログラミング中に使用するピンのロジックレベルを指定する場合は、次の設定を選択できます。
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Configuration clock source | デバイスの初期化のクロックソースを指定します (CONF_DONE 信号がHighになり、INIT_DONE 信号がHighになるまでの期間)。 AS x1またはAS x4コンフィグレーション・モードの場合、Internal OscillatorまたはCLKUSRピンのみを選択できます。DCLK ピンは、ASモードではディスエーブルのオプションです。14 nmデバイスファミリーでは、Internal OscillatorまたはOSC_CLK_1ピンのみが使用可能です。 |
Device initialization clock source | デバイスの初期化のクロックソースを指定します (CONF_DONE 信号がHighになり、INIT_DONE 信号がHighになるまでの期間)。 AS x1またはAS x4コンフィグレーション・モードの場合、Internal OscillatorまたはCLKUSRピンのみを選択できます。DCLK ピンは、ASモードではディスエーブルのオプションです。14 nmデバイスファミリーでは、Internal OscillatorまたはOSC_CLK_1ピンのみが使用可能です。 |
コンフィグレーション・オプション
コンフィグレーション・スキーム、コンフィグレーション・デバイスとピンのオプション、シリアル・クロック・ソース、およびプログラミング・ビットストリームを使用した後続のデバイス・コンフィグレーション用のその他のオプションを指定できます。この設定にアクセスするには、
をクリックします。ディスエーブルされているオプションは、現在のデバイスまたはコンフィグレーション・モードでは使用できません。オプション | 概要 |
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Configuration scheme | Active Serial x4など、適切なプライマリーおよびセカンダリー・プログラミング・ファイルを生成するためのコンフィグレーション・スキームを指定します。現在のConfiguration Schemeに適したオプションのみが使用可能です。 |
Configuration Device | コンフィグレーション・データを格納およびロードする外部コンフィグレーション・デバイスのオプションを指定できます。
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Configuration Pin Options | 特定のデバイス・コンフィグレーション・ピンの動作をイネーブルまたはディスエーブルをステータス・モニタリング、SEUエラー検出、CvP、およびその他のコンフィグレーション・ピンのオプションに対して行います。 |
Generate compressed bitstreams | 圧縮されたビットストリームを生成し、ターゲットデバイスでビットストリームの圧縮解除をイネーブルします。 |
Active serial clock source | Active Serialプログラミングのコンフィグレーション・クロック・ソースを指定します。オプションの範囲は12.5 MHzから100 MHzです。 |
VID Operation Mode | 選択した動作モードでターゲットデバイスの電圧識別ロジックをイネーブルします。使用可能なオプションは、PMBus MasterまたはPMBus Slaveです。 |
HPS/FPGA configuration order | ハード・プロセッサー・システム (HPS) コンフィグレーションの場合、HPSとFPGA間のコンフィグレーションの順序を指定します。オプションは、HPS First、After INIT_DONE、およびWhen requested by FPGAです。 |
HPS debug access port |
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Disable Register Power-Up Initialization | Assemblerがレジスターのパワーアップ初期化でビットストリームを生成するかどうかを指定します。 |
オプション | 概要 |
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Quartus Key File | 生成するFirst Level Signature Chainファイル (.qky) を指定します。このチェーンには、ルートキー (.pem) と、1つ以上のデザイン署名キー (.pem) が含まれます。このデザイン署名キー (.pem) は、ビットストリームに署名し、認証または暗号化を使用する際にFPGAへのアクセスを許可するために必要です。 |
Encryption key storage select | .qek キーファイルを格納する場所を指定します。格納には、Battery Backup RAMまたはeFusesを選択します。 |
Encryption update ratio | ビットストリームの復号化に必要なキーの更新回数と比較したコンフィグレーション・ビットの比率を指定します。31:1 (キーは31ビットごとに1回変更が必要) または Disabled (更新は不要) を選択できます。暗号化は、最大20個の中間キーをサポートします。 |
Enable scrambling | コンフィグレーション・ビットストリームをスクランブルします。 |
More Options | 追加の物理的なセキュリティー・オプションを指定するには、More Security Optionsダイアログボックスを開きます。 |
Configuration PINダイアログボックス
インテル® Stratix® 10デバイスで、特定のコンフィグレーション・ピンをイネーブルまたはディスエーブルすることができます。例えば、CvP_CONFDONE ピンをイネーブルすることができます。これは、デバイスがConfiguration via Protocolモードでコア・プログラミングを終了したことを示します。この設定にアクセスするには、 をクリックします。ディスエーブルのオプションは、現在のデバイスまたはコンフィグレーション・モードでは使用できません。
オプション | 値 | 概要 |
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USE PWRMGT_SCL output | SDM_1O0 SDM_IO14 | これは、VID動作モードがPMBus MasterモードまたはPMBus Slaveモードの場合の電源管理に必要なPMBusインターフェイスです。 非SmartVIDデバイスの場合、このピンをディスエーブルします。 インテルは、この機能に SDM_IO14 ピンを使用することをお勧めします。 |
Use PWRMGT_SDA output | SDM_1O11| SDM_1O12|SDM_1O16 | これは、VID動作モードがPMBus MasterモードまたはPMBus Slaveモードの場合の電源管理に必要なPMBusインターフェイスです。 非SmartVIDデバイスの場合、このピンをディスエーブルします。 インテルは、この機能に SDM_IO11 ピンを使用することをお勧めします。 |
Use PWRMGT_ALERT output | SDM_1O0|SDM_1O12 | これは、PMBus Slaveモードの場合でのみ使用される電源管理に必要なPMBusインターフェイスです。 非SmartVIDデバイスの場合、このピンをディスエーブルします。 インテルは、この機能に SDM_IO12 ピンを使用することをお勧めします。 |
USE CONF_DONE output | SDM_100, SDM_1010 - SDM_1016 | 適切なコンフィグレーション・ピン・リソースを使用して CONF_DONE を実装します。 |
USE INIT_DONE output | SDM_100, SDM_1010 - SDM_1016 | INIT_DONE ピンをイネーブルします。これにより、初期化が完了し、デバイスがユーザーモードになっていることを外部から監視できます。このオプションをオフにすると、デバイスがユーザーモードで動作していて、ユーザーI/Oピンとして使用できる場合、INIT_DONE ピンがディスエーブルされます。 |
USE CVPCONF_DONE output | SDM_100, SDM_1010 - SDM_1016 | CVP_CONFDONE ピンをイネーブルします。これは、デバイスがConfiguration via Protocolモードでコア・プログラミングを終了したことを示します。このオプションをオフにすると、デバイスがユーザーモードで動作していて、ユーザーI/Oピンとして使用できる場合、CVP_CONFDONE ピンがディスエーブルされます。 |
USE SEU_ERROR output | SDM_100, SDM_1010 - SDM_1016 | シングルイベントのアップセット・エラー検出で使用する SEU_ERROR ピンをイネーブルします。 |
USE UIB CATTRIP output | SDM_100, SDM_1010 - SDM_1016 | UIB_CATTRIP 出力をイネーブルして、UIBの使用に起因する極端な過熱調整を示します。 |
USE HPS cold nreset | SDM_100, SDM_1010 - SDM_1016 | HPSのみをコールドリセットし、双方向動作用にコンフィグレーションされたオプションのリセット入力です。 |
Direct to factory image | SDM_100, SDM_1010 - SDM_1016 | このピンがアサートされた場合、デバイスは起動後にアプリケーション・イメージをロードせずに、最初のイメージとしてファクトリー・イメージをロードします。 |
USE DATA LOCK output | SDM_100, SDM_1010 - SDM_1016 | 同じパッケージ内の両方のダイのDIBがデータ転送の準備ができていることを示す出力です。 |