ジェネリック・フラッシュ・プログラマー・ユーザーガイド: インテル® Quartus® Primeプロ・エディション

ID 683495
日付 12/23/2019
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ドキュメント目次

1.3.1. ジェネリック・フラッシュ・プログラミング (Programming File Generator)

Programming File Generatorを使用して、 インテル® Agilex™ および インテル® Stratix® 10デバイスを使用したフラッシュ・プログラミング用に必要なセカンダリー・プログラミング・ファイルを生成できます。

.jic セカンダリー・プログラミング・ファイルを使用すると、FPGA Secure Device Manager (SDM) およびFactory SDMヘルパーイメージを介して、JTAGプログラミングを実行できます。SDMは、FPGAへの安全なアクセスを制御します。また、Factory SDMヘルパーイメージにより、JTAG接続とフラッシュ・メモリー・シリアル・インターフェイスとの間の通信が可能となります。ファイルの生成後、 インテル® Quartus® Prime Programmerを使用してフラッシュをプログラムして、ASコンフィグレーションを介してFPGAをコンフィグレーションします。

図 3.  インテル® Stratix® 10フラッシュ・プログラミングのコンフィグレーション

ジェネリック・フラッシュ・プログラマーの動作には、次のハイレベルの手順が含まれます。このセクションでは、その手段について詳しく説明します。

  1. ステップ1 : プライマリー・デバイス・プログラミング・ファイルの生成 - インテルQuartus Prime Assemblerを使用して、.sof FPGAコンフィグレーション・ファイルを生成します。
  2. ステップ2 : セカンダリー・プログラミング・ファイルの生成 (Programming File Generator) - Programming File Generatorを使用して、フラッシュ・メモリー・デバイスにプログラムする .jic を生成し、.sof コンフィグレーション・データを格納します。
  3. ステップ3 : フラッシュ・メモリー・デバイスのプログラム - インテル® Quartus® Prime Programmerおよび接続されたインテルFPGAダウンロード・ケーブルを使用して、.jic コンフィグレーション・データをフラッシュ・メモリー・デバイス内にプログラムし、.sof はActive Serial JTAGコンフィグレーションを介してFPGA内にプログラムします。