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1.1. サポートされているデバイスおよびコンフィグレーション方法
1.2. Quad SPIフラッシュのバイト・アドレッシング
1.3. ジェネリック・フラッシュ・プログラマーの動作
1.4. ジェネリック・フラッシュ・プログラマー・フローのテンプレート (インテルStratix 10デバイス)
1.5. ジェネリック・フラッシュ・プログラマー・フローのテンプレート (インテルArria 10およびインテルCyclone 10 GX)
1.6. ジェネリック・フラッシュ・プログラマーの設定のリファレンス
1.7. ジェネリック・フラッシュ・プログラマー・ユーザーガイドの改訂履歴
1.8. ジェネリック・フラッシュ・プログラマー・ドキュメント・アーカイブ
1.5.1. Initializationフローのテンプレート (インテルArria 10およびインテルCyclone 10 GX)
1.5.2. Programフローのテンプレート (インテルArria 10およびインテルCyclone 10 GX)
1.5.3. Eraseフローのテンプレート (インテルArria 10およびインテルCyclone 10 GX)
1.5.4. Verify/Blank-Check/Examineフローのテンプレート (インテルArria 10およびインテルCyclone 10 GX)
1.5.5. Terminationフローのテンプレート (インテルArria 10およびインテルCyclone 10 GX)
1.5.6. プログラミング・フローのアクションのプロパティー
1.6.1. Device and Pin Options
1.6.2. その他のセキュリティー・オプションのダイアログボックス
1.6.3. 入力ファイルタブの設定 (Programming File Generator)
1.6.4. 出力ファイルタブの設定 (Programming File Generator)
1.6.5. Add Partitionダイアログボックス (Programming File Generator)
1.6.6. ビットストリームの共同署名のセキュリティー設定 (Programming File Generator)
1.6.7. Convert Programming Filesダイアログボックス
1.6.8. 圧縮および暗号化の設定 (Convert Programming File)
1.6.9. SOF Data Propertiesダイアログボックス (Convert Programming File)
1.6.10. デバイス選択 (フラッシュローダー) ダイアログボックス
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1.3.2.2.2. 新しいフラッシュ・メモリー・デバイスの定義
新しいフラッシュ・メモリー・デバイスの設定の定義および格納は、サポートされている既存のフラッシュ・メモリー・デバイスのプログラミング・フロー・テンプレートに基づいて行われます。新しいフラッシュ・メモリー・デバイスのプロパティーは、カスタマイズして保持し、後で再利用できます。また、他のフラッシュ・メモリー・デバイスの定義は、定義したデバイスに基づいて行います。
インテル® Stratix® 10デバイスの場合、Secure Device Manager (SDM) ファームウェアによってフラッシュ・プログラミング・フローを制御します。このフローは、変更することはできません。 インテル® Arria® 10およびインテルCyclone 10 GXデバイスの場合、デフォルトのプログラミング・フローを変更して保持できます。これについては、プログラミング・フローの変更 でさらに説明しています。
新しいフラッシュ・メモリー・デバイスを定義すると、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアは、指定したCustom database directoryの場所にある .xml ファイルに設定のコレクションを自動的に格納します。
新しいフラッシュデバイスの定義 (インテルArria 10の例)
新しいフラッシュ・メモリー・デバイスを定義するには、次の手順に従います。
- 次のいずれかを実行して、フラッシュ・プログラミング用の .jic ファイルを生成します。
- Configuration Deviceオプションで、<<new device>> を選択します。このタブおよびその他のタブの設定が使用可能になります。
- Programming flow templateでは、新しいデバイスの初期設定用に既存のフラッシュ・メモリー・デバイスのテンプレートを選択します。フラッシュ・メモリー・デバイスのサポートについては、サポートされているデバイスおよびコンフィグレーション方法 を参照してください。
- Configuration Deviceタブで、残りの設定を指定します。
表 6. コンフィグレーション・デバイスのタブ設定 オプション 概要 Device name Name列にリストされていないフラッシュの一意の名前を指定します。Nameには、空の文字列 (スペース) や特殊文字 (「_」を除く) を含めることはできません。 Device ID 0x20 0xBB 0x21 など、Programmer Auto-Detect動作がフラッシュ・プログラミング・デバイスの検出に使用する3バイトのIDを指定します。 Device I/O voltage メモリーデバイスの仕様に合わせるには、1.8Vまたは3.0/3.3Vを指定します。 Device density フラッシュ・メモリー・デバイスのサイズに対応する合計密度を選択します。 Total device die スタックデバイスのダイの総数を指定します (該当する場合)。 Single I/O mode dummy clock シングルI/OプロトコルでのフラッシュデバイスのFast Readダミー・クロック・サイクルを指定します。プログラミング・ファイルの生成では、この設定を使用して、Active Serialコンフィグレーション中に、実際のダミー・クロック・サイクルを補正するためにビットシフトが必要かどうかを判断します。 Quad I/O mode dummy clock Quad I/OプロトコルでフラッシュデバイスのFast Readダミー・クロック・サイクルを指定します。プログラミング・ファイルの生成では、この設定を使用して、Active Serialコンフィグレーション中に、実際のダミー・クロック・サイクルを補正するためにビットシフトが必要かどうかを判断します。 Custom database directory フラッシュ・メモリー・デバイスの定義とフロー情報を保持する .xml ファイルの場所を指定します。デフォルトの場所は、プロジェクト・ディレクトリーまたは現在の作業ディレクトリーです。 注: Custom database directoryの場所にデフォルト以外のフォルダーを指定する場合、.sof および .jic ファイルを .xml ファイルと同じフォルダーに配置して、定義済みのフラッシュ・データベースの欠落や .jic ファイルの破損を回避します。Save as template このオプションをイネーブルし、一意の名前を指定すると、現在のフラッシュ・メモリー・デバイスの定義を保存して、後にテンプレートとして使用できます。Programming File Generatorは、Custom database directoryにテンプレートを保存します。Editボタンをクリックして、保存したテンプレートを削除します。 - サポートされているFPGAデバイスの場合、必要に応じてフラッシュ・メモリー・デバイス用のデフォルトのプログラミング・フローを変更します。これについては、プログラミング・フローの変更 でさらに説明しています。