F-Tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPデザイン例ユーザーガイド

ID 683287
日付 12/13/2021
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ドキュメント目次

3.5. エラー処理

F-Tile Serial Lite IV IPは、エラー状態と、これらのエラー状態に対応する動作を検出します。

表 11.  エラー状態の動作この表でのNは、レーン数を表します。
信号 位置 入力/出力 クロックドメイン エラー表示
tx_error 5 トップレベルの信号 出力 tx_core_clkout 使用しません。
rx_error

(N*2*2)+3 (PAM4モード)

(N*2)*3 (NRZモード)

トップレベルの信号 出力 rx_core_clkout

アサートされると、RXデータパスのエラー状態を示します。

  • [(N*2+2):N+3] = 特定のレーンのPCSエラーを示します。
  • [N+2] = アライメント・エラーを示します。このビットがアサートされている場合は、レーン・アライメントを再初期化します。
  • [N+1]= ユーザーロジックの準備ができていない場合に、データがユーザーロジックに転送されることを示します。
  • [N] = アライメントが失われたことを示します。
  • [(N-1):0] = データにCRCエラーが含まれていることを示します。

tx_adaptation_fifo_full

1

トップレベルのTX DCFIFO信号

出力 TXユーザークロック このベクターは、書き込みドメインのTXバッファーがフルで、データを受け入れることができないことを示します。

rx_adaptation_fifo_full

1

トップレベルのTX DCFIFO信号

出力 TXユーザークロック このベクターは、書き込みドメインのRXバッファーがフルで、データを受け入れることができないことを示します。

readfull

1

トップレベルのRX DCFIFO信号

出力 RXユーザークロック このベクトルは、読み出しドメインのバッファーがフルで、データを受け入れることができないことを示します。