F-Tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPデザイン例ユーザーガイド

ID 683287
日付 12/13/2021
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ドキュメント目次

3.2.1. トラフィック・ジェネレーター

トラフィック・ジェネレーターは、確定的な形式でトラフィックを生成し、データがリンクを介して正しく送信されていることを検証します。トラフィックは、トラフィック・チェッカーがソース・ユーザー・インターフェイスに送信するサンプルワードのセット (リンク上のレーンごとに1つずつ) で構成されます。

F-Tile Serial Lite IV IPをフルモードでコンフィグレーションする場合、トラフィック・ジェネレーターは tx_is_usr_cmd 信号もランダムにアサートして、パケットがテスト目的でユーザーデータからのものであることを指定します。F-Tile Serial Lite IV IPは、num_valid_bytes_eob コントロール信号をアサートして、バーストパケットの有効なバイト数を示します。

図 6. トラフィック・ジェネレーターのサンプルワード形式この図では、レーンごとに生成されたサンプルワードの形式を示しています。
表 7.  トラフィック・ジェネレーターのサンプルワードのフィールド

フィールド

ビット

説明

Word ID

63-59

このサンプルが表示されたユーザー・インターフェイスの64ビットワードを区別するための静的な値が含まれています。Word Id値の範囲は0から (レーン – 1) です。

Burst Count

58-32

サンプルデータの転送に使用されるバースト数を追跡します。このフィールド値は、リセット後に1から始まり、ソース・ユーザー・インターフェイスで start_of_burst 信号がアサートされるたびにインクリメントされます。

Word Count

31-0

トラフィック・ジェネレーターがすべてのバーストでソース・ユーザー・インターフェイスに転送する有効なサンプルワードの数を追跡します。