MAX 10 JTAG バウンダリー・スキャン・テスト・ユーザーガイド

ID 683210
日付 2/21/2017
Public

3.4. JTAG 命令

命令名 命令バイナリー 説明
SAMPLE/PRELOAD 00 0000 0101
  • 初期データパターンがデバイスピンで出力になることを許可する
  • デバイスが通常動作中の場合、デバイスピンで信号のスナップショットをキャプチャーして調べることを可能にする
EXTEST 1 00 0000 1111
  • テストパターンを出力ピンへと強制し、入力ピンでテスト結果をキャプチャーする
  • 外部回路およびボードレベルでの相互接続のテストを可能にする
BYPASS 11 1111 1111
  • TDI ピンとTDO ピンの間に1 ビットのバイパスレジスターを配置する
  • デバイスの通常動作中にBST データがターゲットデバイスから隣接するデバイスへと同期的に通過することを可能にする
USERCODE 00 0000 0111
  • TDI ピンとTDO ピンの間に1 ビットのバイパスレジスターを配置する
  • USERCODETDO ピンからシリアルにシフトアウトすることを可能にする
IDCODE 00 0000 0110
  • IDCODE レジスターを選択し、TDI ピンとTDO ピンの間に配置する
  • IDCODETDO ピンからシリアルにシフトアウトすることを可能にする
HIGHZ 1 00 0000 1011
  • TDI ピンとTDO ピンの間に1 ビットのバイパスレジスターを配置する。1 ビットのバイパスレジスターはすべてのI/O ピンをトライステートにする
  • デバイスが通常モードで動作している場合に、BST データがターゲットデバイスから隣接するデバイスへと同期的に通過することを可能にする
CLAMP 1 00 0000 1010
  • TDI ピンとTDO ピンの間に1 ビットのバイパスレジスターを配置する。1 ビットのバイパスレジスターは、バウンダリー・スキャン・レジスターのデータによって定義された状態にI/O ピンをホールドする
  • デバイスが通常モードで動作している場合に、BST データがターゲットデバイスから隣接するデバイスへと同期的に通過することを可能にする
USER0 00 0000 1100
  • MAX® 10 ロジックアレイのTDI ピンとTDO ピンの間のスキャンチェーンを定義可能にする
  • この命令は、カスタムロジックおよびJTAG インターフェイスに使用される
USER1 00 0000 1110
  • MAX® 10 ロジックアレイのTDI ピンとTDO ピンの間のスキャンチェーンを定義可能にする
  • この命令は、カスタムロジックおよびJTAG インターフェイスに使用される
1 HIGHZCLAMP、およびEXTEST 命令は、ウィークプルアップ抵抗やバスホールド機能をディスエーブルしません。