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4. JTAG チェーンでのI/O 電圧のサポート
1 つのJTAG チェーンに複数のインテルFPGA、ならびにインテル以外のFPGA デバイスを含めることができます。
デバイスのTDO ピンは、デバイスのVCCIO に基づく電圧レベルで駆動します。デバイスがそれぞれ異なるVCCIO レベルを有していても、デバイスは互いにインターフェイスすることができます。
たとえば、3.3 V のVCCIO を用いるデバイスは、5.0 V のVCCIO を用いるデバイスに対して駆動することができ、これは3.3 V が、5.0 V のVCCIO デバイスのTTL(transistor-to-transistor logic)レベル入力の最小VIH を満たすからです。
MAX® 10 デバイスは、I/O バンク1B のVCCIO 電圧に応じて、1.5 V、1.8 V、2.5 V、または3.3 V の入力レベルをサポートできます。
異なるVCCIO レベルを持つデバイスのJTAG ピンのTDI ラインとTDO ラインをインターフェイスするには、レベルシフターをデバイス間に挿入します。可能であれば、より高いV CCIO レベルのデバイスが、同等もしくはより低いV CCIO レベルのデバイスに対して駆動するJTAG チェーンを構築します。このセットアップでは、TDO レベルをJTAG テスターが許容するレベルにシフトするために必要なレベルシフターは1 つのみです。
図 3. 電圧が混在するJTAG チェーンとレベルシフター