MAX 10 エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683431
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

4.1. MAX® 10デバイスのRAM: 1-Port IP コア信号

表 12.  RAM: 1-Port IP コア入力信号
信号 必須 説明
date あり メモリーへのデータ入力。 dataポートが必要であり、幅はqポートの幅と等しいものである必要があります。
address あり メモリーへのアドレス入力。
wren あり wraddressポートの書き込みイネーブルの入力。
addressstall_a オプション addressstall_aポートが High である間、address_aポートの以前のアドレスを保持するためのアドレス・クロック・イネーブル入力。
clock あり 以下のリストは、どのメモリークロックをクロックポートに接続する必要があるのか、また異なるクロッキング・モードでのポート同期について説明しています。
  • シングルクロック—シングル・ソース・クロックをclockポートに接続します。レジスターされたすべてのポートは、同じソースクロックで同期化されます。
  • 読み出し/書き込み—書き込みクロックをclockポートに接続します。data_aポート、address_aポート、wren_aポート、およびbyteena_aポートなどの書き込み動作に関連するすべてのレジスターされたポートは、書き込みクロックで同期化されます。
  • 入力/出力—入力クロックをclockポートに接続します。レジスターされたすべての入力ポートは、入力クロックで同期化されます。
  • 独立クロック—ポートAクロックをclockポートに接続します。レジスターされたポートAのすべての入力および出力ポートは、ポートAクロックで同期化されます。
clkena オプション clockポートのクロックイネーブル入力。
rden オプション rdaddressポートの読み取りイネーブル入力。
aclr オプション レジスターされた入力および出力ポートを非同期クリアします。非同期クリアは、indata_aclr、wraddress_aclr などの対応する非同期クリア・パラメーターを介し、制御可能なレジスターされたポートに影響します。
inclock オプション 以下のリストは、どのメモリークロックを inclock ポートに接続する必要があるのか、また異なるクロックモードでのポート同期について説明しています。
  • シングル・クロック—シングル・ソース・クロックをinclockポートとoutclockポートに接続します。レジスターされたすべてのポートは、同じソースクロックで同期化されます。
  • 読み出し/書き込み—書き込みクロックをinclockポートに接続します。dataポート、wraddressポート、wrenポート、およびbyteenaポートなどの書き込み動作に関連するレジスターされたすべてのポートは、書き込みクロックで同期化されます。
  • 入力/出力—入力クロックをinclockポートに接続します。レジスターされたすべての入力ポートは、入力クロックで同期化されます。
inclocken オプション inclockポートのクロックイネーブル入力。
outclock オプション 以下のリストは、どのメモリークロックをoutclockポートに接続する必要があるのか、また異なるクロックモードでのポート同期について説明しています。
  • シングル・クロック—シングル・ソース・クロックをinclockポートとoutclockポートに接続します。レジスターされたすべてのポートは、同じソース・クロックで同期化されます。
  • 読み出し/書き込み—読み出しクロックをoutclockポートに接続します。rdaddressポート、rdrenポート、およびqポートなどの読み出し動作に関連するレジスターされたすべてのポートは、読み出しクロックで同期化されます。
  • 入力/出力—出力クロックをoutclockポートに接続します。レジスターされたqポートは、出力クロックで同期化されます。
outclocken オプション outclockポートのクロックイネーブル入力。
表 13.  RAM: 1-Port IP コア出力ポート
信号 必須 説明
q あり メモリーからのデータ出力。qポートは、data ポートの幅と同等の必要があります。