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1.2.2.4. ハードウェア・リファレンス・デザインの実行
以下の手順に沿ってダイナミック・キャリブレーションを実行し、ハードウェア・リファレンス・デザインにむけたデータ転送を開始します。
- ホスト・マシーンの Quartus® Primeソフトウェア・インストレーション・ディレクトリでNios II Command Shell.batをダブルクリックし、コマンド・プロンプト画面(コマンド・プロンプトA)を開きます。この手順を再度実行し、2番目のコマンドシェル(コマンド・プロンプトB)を開きます。
コマンド・プロンプトAは、ダイナミック・キャリブレーションの結果を表示するために使用し、コマンド・プロンプトBはNios IIコマンドを実行するために使用します。
- コマンド・プロンプトAで以下のコマンドを使用し、結果を表示するためにNios IIターミナル・アプリケーションを実行します。
nios2-terminal
- コマンド・プロンプトBでプロジェクト・トップ・ディレクトリに進みます。
cd <project directory>
- 1度issp.tclスクリプトを実行して、Nios IIソフト・プロセッサ内の命令メモリをクリーンアップします。
quartus_stp -t issp.tcl top.qpf 1 1注: コマンド・プロンプトAに表示される成功しなかったダイナミック・キャリブレーション結果は無視します。これはNios IIメモリのオリジナルの実行可能コードが原因であり、デザイン例とは無関係です。
- コマンド・プロンプトBで実行可能(phylite_nios_1DQ2DQS_new.elfをFPGAにダウンロードし、以下のコマンドを使用しダイナミック・キャリブレーション・プロセスを開始します。
nios2-download -r -g software/phylite_nios_1DQ2DQS_new/phylite_nios_1DQ2DQS_new.elfコマンド・プロンプトAには成功したダイナミック・キャリブレーション結果が表示されます。
- Nios II命令メモリが削除され、キャリブレーションが完了したら、コマンド・プロンプトBで以下のコマンドを実行しシステムのリセットを実行し、ランダム・データ転送を開始し、内部信号をキャプチャします。
quartus_stp -t issp.tcl top.qpf 1 1 1注: このコマンド実行後、コマンド・プロンプトBに送信されたデータと受信されたデータが表示されます。