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1.1. 概要
1.2. インテル® MAX® 10デザインのアップデート・フローのタイプ
1.3. インテル® MAX® 10ヒットレス・アップデート・フローのステージ
1.4. インテル® MAX® 10ヒットレス・アップデートの要件と制限
1.5. インテル® Quartus® PrimeのProgrammerでのヒットレス・アップデート
1.6. インテル® Jam STAPL Byte-Code Playerを使用するヒットレス・アップデート
1.7. 独自開発アルゴリズムを使用するヒットレス・アップデート
1.8. バウンダリー・スキャン・パターンのコンフィグレーション・ビット位置
1.9. JTAG命令
1.10. Jam形式のヒットレス・アップデート・アルゴリズムの例
1.11. AN 904: インテル® MAX® 10のヒットレス・アップデート実装ガイドラインの改訂履歴
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1.6.2. Jam PlayerでのJamファイル情報の解釈
Jam PlayerはCプログラムで、Jamファイルを解析して各Jam STAPL命令を解釈し、JTAGチェーンとの間でデータを読み書きします。
Jam Playerによって処理される変数は、実行時に存在する初期化リストの変数によって異なります。各アプリケーションには固有の要件があるため、Jam Playerのソースコードは簡単に変更することができます。
図 4. Jam Playerのソースコード構造
注: JTAG I/Oピンは、TCK、TMS、TDI、およびTDOです。
メインプログラムは、Jam Playerの基本的な機能をすべて変更せずに実行します。変更するのは、I/Oの機能のみです。上図に示すように、それらの機能はjamstub.cファイルに含まれており、I/Oピンへのアドレスを指定する関数、遅延ルーチン、オペレーティング・システム固有の関数、およびファイルのI/Oピンのルーチンを含みます。これらの機能のカスタマイズは、jamstub.cファイルを編集するだけで行うことができます。その後、ソースコードを任意のプラットフォームでの使用に向けてコンパイルします。
Jam Playerは、システムメモリーに永続的に常駐します。そこで、Jamファイルで指定されたコマンドを解釈し、デバイス・プログラミングにバイナリー・データ・ストリームを生成します。この構造により、すべてのアップグレードがJamファイルに制限され、Jam Playerを任意のシステム・アーキテクチャーに適応させることができます。