AN 904: インテル® MAX® 10のヒットレス・アップデート実装ガイドライン

ID 683380
日付 2/24/2020
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ドキュメント目次

1.8. バウンダリー・スキャン・パターンのコンフィグレーション・ビット位置

バウンダリー・スキャン・セルからシフトアウトされるバウンダリー・スキャン・パターンの長さは、デバイスの密度によって異なります。したがって、コンフィグレーション・ビット (nSTATUSCONF_DONEなど) の位置は異なります。バウンダリー・スキャン・データでは、各ピンに3つの制御ビットがあり、I/Oピンの設定を制御します。
  • 入力ビット
  • OEビット
  • 出力ビット

バウンダリー・スキャン・データ内のコンフィグレーション・ビットの状態を更新することは、ヒットレス・アップデート・プロセス全体が問題なく機能することを保証するための重要なステップです。使用するデバイスに応じて、バウンダリー・スキャン・データ内のコンフィグレーション・ビットの位置を理解している必要があります。

表 1.   インテル® MAX® 10デバイスの密度に基づくコンフィグレーション・ビット位置
デバイス コンフィグレーション・ビットの位置 バウンダリー・スキャン・チェーンの合計ビット
10M02

nSTATUS: 入力ビット (ビット21)、OEビット (ビット22)、出力ビット (ビット23)

CONF_DONE: 入力ビット (ビット12)、OEビット (ビット13)、出力ビット (ビット14)

492
10M04

nSTATUS: 入力ビット (ビット21)、OEビット (ビット22)、出力ビット (ビット23)

CONF_DONE: 入力ビット (ビット12)、OEビット (ビット13)、出力ビット (ビット14)

756
10M08

nSTATUS: 入力ビット (ビット21)、OEビット (ビット22)、出力ビット (ビット23)

CONF_DONE: 入力ビット (ビット12)、OEビット (ビット13)、出力ビット (ビット14)

756
10M16

nSTATUS: 入力ビット (ビット21)、OEビット (ビット22)、出力ビット (ビット23)

CONF_DONE: 入力ビット (ビット12)、OEビット (ビット13)、出力ビット (ビット14)

960
10M25

nSTATUS: 入力ビット (ビット21)、OEビット (ビット22)、出力ビット (ビット23)

CONF_DONE: 入力ビット (ビット12)、OEビット (ビット13)、出力ビット (ビット14)

1140
10M40

nSTATUS: 入力ビット (ビット21)、OEビット (ビット22)、出力ビット (ビット23)

CONF_DONE: 入力ビット (ビット12)、OEビット (ビット13)、出力ビット (ビット14)

1500
10M50

nSTATUS: 入力ビット (ビット21)、OEビット (ビット22)、出力ビット (ビット23)

CONF_DONE: 入力ビット (ビット12)、OEビット (ビット13)、出力ビット (ビット14)

1500