インテルのみ表示可能 — GUID: ktw1593095998627
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1.2. ステップ2: ECOフローを実行する
次の手順では、ECOコマンドの結果のセットアップ、実行、および表示の方法について説明します。
- 「ECOコマンドのクイック・リファレンス」の表とECOコマンドの制限事項 を参照して、コンパイル済みデザインに加えたい変更がECOコマンドによってサポートされているかどうかを確認します。
- ECO Tclスクリプトの例 を参照して、ECOコマンドを呼び出すTclスクリプトを作成します。デザイン例には、この例で使用する eco_demo_<n>.tcl ファイルが6つ含まれています。
- フルコンパイルを実行するには、Processing > Start Compilationをクリックします。ECOコマンドを使用すると、フルコンパイルの完了後でも対象を絞って変更を加えることができます。フルコンパイルの完了時にタイミング・アナライザーが開くので、それを閉じます。
- ECOコマンドを実行するにはProcessing > Start > Perform ECO Compilationをクリックします。
図 2. ECOコンパイルの実行
- Tclスクリプトを指定して、1つ以上のECOを実装します。ステップ3: ターゲットのECOを実装する の説明に従います。
- ECOの結果を、コンパイルレポート、タイミング・アナライザー、ネットリスト・ビューアー、チッププランナーなどのポストフィット解析ツールで表示します。ECOの変更をフィッターレポートで表示するにはProcessing > Compilation Report > Fitter > ECO Changesをクリックします。
図 3. ECO変更レポートの例