AN 922: ECOコンパイルフローの使用

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ID 683873
日付 9/28/2020
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ドキュメント目次
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1. AN 922: ECOコンパイルフローの使用
1. AN 922: ECOコンパイルフローの使用 x
1.1. ステップ1: デザイン例プロジェクトを開く 1.2. ステップ2: ECOフローを実行する 1.3. ステップ3: ターゲットのECOを実装する 1.4. ECO Tclスクリプトの例 1.5. ECOコマンドの制限事項 1.6. AN 922: ECOコンパイルフローの使用の改訂履歴
1.3. ステップ3: ターゲットのECOを実装する x
1.3.1. Lutmaskを修正する 1.3.2. 配線接続を変更する 1.3.3. 入力ポートをGNDに接続する 1.3.4. スルーレート、電流強度、および遅延チェーンを修正する 1.3.5. 新しい場所にノードを配置する 1.3.6. ワイヤーLUTアトムを作成する
1. AN 922: ECOコンパイルフローの使用

1.3.6. ワイヤーLUTアトムを作成する

create_wirelut コマンドを指定して、複数のワイヤーLUTアトムを作成します。

次の手順に従って eco_demo_6.tcl Tclスクリプトを実行し、inputa_4_reg[0] から3つのワイヤーLUTを作成します。

  1. タイミング・アナライザーでReports > Custom Reports > Report Timingをクリックします。
  2. Targetsの下のFromに inputa_4_reg[0]、inputb_4_reg[0]、および inputa_4_reg[1] を指定します。
    図 19. Report TimingのTargets
  3. タイミング・アナライザーで inputa_4_reg[0] を右クリックし、Locate Path > Locate in Resource Property Viewerをクリックします。
    図 20. Resource Property Viewerでパスを探す
  4. Node SelectionペインでArrival Dataの下の i11 を選択します。i11 はTop Combinationalリストで COMBOUT として表示されます。inputa_4_reg[0] ノードは DATAE ポートに接続します。
    図 21. Resource Property Viewerのノード検索結果 (ECO前)
  5. ターゲットノードからワイヤーLUTを追加するには、Processing > Start > Perform ECO Compilationをクリックします。eco_demo_6.tcl を指定して実行します。eco_demo_6.tcl には次の create_wirelut ECOコマンドが含まれています。 
    create_wirelut -name my_delay_wirelut_1 -from inputa_4_reg[0] \
     -to i11 -port DATAA -location "X23 Y61 X23 Y61"
create_wirelut -name my_delay_wirelut_2 -from inputb_4_reg[0] -to i11 \
   -port DATAD -location "X23 Y61 X23 Y61"
create_wirelut -name my_delay_wirelut_3 -from inputa_4_reg[1] -to i11 \
     -port DATAC -location "X23 Y61 X23 Y61"
  6. ステップ1から4を繰り返して、Resource Property Viewerで変更を確認します。
    図 22. 新しいワイヤーLUTアトム (ECOコマンド後)
レベル 2 の表題