インテル® vPro® プラットフォームとは

パフォーマンス、セキュリティー、管理性、安定性を目的に設計された業務用PC プラットフォーム。

インテル® vPro® プラットフォームなら、ビジネスの成功に必要なすべてが揃います。この統合されたプラットフォームには、IT 部門と従業員が求める機能を 1 つの検証済みのソリューションとして構築した最新の PC テクノロジーが組み込まれています。インテル® vPro® プラットフォーム上に構築されたデバイスは、すべての規模の企業に最適で、すぐに価値を感じさせる機能を備えています。1 2 3 4

ビジネス向けの PC を購入される際、一部の PC にインテル® vPro® プラットフォームが搭載されているのを目にしたことがあるかもしれません。ところで、インテル® vPro® プラットフォームとは何でしょうか?

インテル® vPro® プラットフォームは、ハードウェア・ベースの魅力的な機能を提供するビジネスクラスの統合型 PC プラットフォームです。対象とする範囲は、リモート管理機能から Wi-Fi 6 やバッテリーの長時間使用にいたるまで多岐にわたります。しかし、このプラットフォームの価値はパーツの合計よりも偉大です。インテル® vPro® プラットフォームは、コンピューティングの 4 つの主要領域 (パフォーマンス、セキュリティー、管理性、安定性) にビジネス上のメリットをもたらすように設計されています。

ハードウェア支援型セキュリティー機能をはじめ、ほとんどの機能はすぐにビジネスにその価値をもたらします。他には、リモート管理のためのインテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー (インテル® AMT) など、有効化が必要な機能もあります。

インテル® vPro® プラットフォームはノートブック PC、ワークステーション、ミニ PC、2 in 1、一体型 PC など多数のフォームファクターに搭載されていますが、このプラットフォームのサポートは PC の枠にとどまりません。現在、インテル® vPro® プラットフォームはデジタルサイネージ、インタラクティブ・キオスク、産業用機器、コラボレーションのためのソリューションなど、幅広いデバイスに搭載されています。これにより、同一のツールを使用してインテル® vPro® プラットフォームによるメリットをビジネスのさまざまな部分にもたらすことができます。

インテル® vPro® プラットフォームの導入について、どのような企業が考慮すべきですか?

企業規模にかかわらず、インテル® vPro® プラットフォームを基盤とするデバイスを選択することでメリットが得られます。小規模な企業から複数の IT 環境を管理するような大企業まで、すべての企業が使い始めたその日から高度な機能を利用できます。特別な構成を行う必要もありません。

アクティベーションの必要なし: 生産性向上、高速データ分析を可能にするビジネスクラスのパフォーマンス。接続を簡素化し、バッテリー持続時間を延長。また、サイバー攻撃の脅威に対してテクノロジーによりハードウェアを強化したセキュリティー機能やプラットフォームの安定性も提供します。
有効化で機能をフル活用: IT チームやマネージド・サービス・プロバイダーは、デバイスを有効化して構成することでインテル® vPro® プラットフォームを最大限に活用できます。これにより、インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジーを使用して、アウトバンド管理などのリモート管理機能にアクセスできます。

つまり、ビジネス向けの PC が必要な場合、インテル® vPro® プラットフォーム搭載 PC が最適な選択となります。

従業員は 3 年以上前の PC を起動させる際の待ち時間により、1年間で最大 1 日分に相当する業務時間を無駄にすることになります。5

インテル® vPro® プラットフォームのメリット

企業が業務用の PC を選択する時、生産性をサポートするように設計された PC を選択することで新しい PC の導入メリットを最大化できます。インテル® vPro® プラットフォームは、IT 部門が以下を実現できるように、主要なテクノロジーを組み合わせています。

  • 従業員が就業時間を最大限に活用できるようにするビジネスクラスのパフォーマンス
  • IT 部門があらゆる段階のサイバー攻撃の脅威に対応できるハードウェア強化型セキュリティー機能
  • IT 部門が業務の中断を最小限に抑え、サポートコストを削減できる最新の管理性と安定性

インテル® vPro® プラットフォームは、IT 環境の管理に最適化されており、企業ポリシーの適用を可能にします。その一方で、あらゆる規模の企業に付加価値を提供します。従業員、IT 部門、ビジネスの意思決定者の実際のニーズに基づいて新しい機能が追加され、進化を続けています。これで将来にも対応できる拡張性と信頼性の高い基盤ができるため、デバイスへの投資から最大限に利益を引き出し、ほかの戦略的優先事項に注力できます。

インテル® vPro® プラットフォームが具体的にどのように機能するのか、その魅力的な機能をいくつかご紹介します。

業務用 PC のパフォーマンス

現在、多くが求められるワークロードには、PC のパフォーマンスが必要です。従業員は 3 年以上前の PC を起動させる際の待ち時間で毎年最大 1 作業日を失い、5 3年前またはそれ以前の PC では生産性が最大 12% 低くなります。これにより、1 ユーザー 1 年当たりの推定コストが最大 7,794 米ドルになります。6

インテル® vPro® プラットフォームではビジネスクラスのパフォーマンスを提供し、従業員の生産性を高めることができます。

  • 第 11 世代インテル® Core™ vPro® プロセッサーを搭載した新しい PC は、3 年前の PC と比較して Office 365*の生産性が最大 27% 高速化し7、Microsoft Office のパフォーマンスが 52% 向上します。8 これにより、従業員の生産性や作業の流れをさらに改善できます。
  • ビデオ会議の際にユーザーはオフィス生産性の 41% 高速化を実感できます。9 つまり、従業員はステイホーム中でも生産的に共同作業を進めることができます。
  • 従業員は長時間使用可能なバッテリー付きの電源コードを持ち歩く必要がないため、生産的な作業ができます。

インテル® vPro® プラットフォームが搭載されたデバイスでは、次世代のワイヤレス性能を発揮する Wi-Fi 6 と接続を簡素化する Thunderbolt™ 4 テクノロジーをサポートしています。

ハードウェア・ベースのセキュリティー機能

蔓延するサイバー・セキュリティーの脅威と脆弱性を持つポイントが複数存在するため、セキュリティーはビジネスの最優先事項となっています。PC は IT セキュリティーにとって極めて重要です。平均では、重要な企業データの 50% が、保護されていないデスクトップ PC やノートブック PC 上にあります。10 脅威はどの PC からでも企業に侵入するおそれがあり、急速に拡大する危険性もあります。その結果として従業員のダウンタイムが発生し、生産性が失われることになります。

セキュリティーの意思決定は PC から始まります。インテル® vPro® プラットフォームは、ハードウェア支援型の革新的なセキュリティー機能を提供するように設計されており、セキュリティーの脅威に関連するリスクを最小限に抑えることができるようになっています。

インテル® vPro® プラットフォームの一部であるインテル® ハードウェア・シールドでは、OS より下層への攻撃に対して保護力が強化され、プラットフォームのセキュリティーを向上させます。インテル® ハードウェア・シールドは、攻撃面を縮小することで、被害をもたらすファームウェア・レベルの攻撃から保護すると同時に、通常のセキュリティー機能をオフロードして、ユーザーへの影響を抑え、生産性を維持します。

インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジーを使用したリモート管理により、IT 管理者は、感染したデバイスがアウトオブバンドであってもリモートから修復および回復が可能です。また、IT 管理者は、重要なセキュリティー・アップデートの更新プログラムをプッシュ配信することもできます。

リモート管理機能

どこにでも持ち運べるユビキタス・モビリティー、さまざまなデバイスタイプの組み合わせ、データ負荷の高いアプリケーションは、PC の管理に時間とコストがかかる要因の一部にすぎません。適切にメンテナンスされた PC はより安全な PC とも言えます。接続のニーズの高まりとそれに伴うサイバーセキュリティー・リスクの増大を考えると、これは非常に重要です。適切なデバイスの選択が最終的に違いを生み出します。

インテル® vPro® プラットフォームは、インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジーによる強力なリモート管理機能を提供します。これらのツールには、KVM (キーボード / ビデオ / マウス) over IP、リモート電源管理、ハードウェア・アラーム・クロック、ブート・リダイレクションなどが含まれます。アウトオブバンド管理により、デバイスの電源がオフになっている場合や OS が応答しない場合でも、IT 部門は PC を適切に管理、修復することができます。これらの機能は、アクセスしづらい場所に設置されたデバイス、危険な環境にある産業用 PC、1 日の終わりに電源がオフになる小売向けの POS システムで特に役立ちます。

リモート管理により、企業は現場でのサポート業務や出張サービスを削減し、全体的な IT 効率を高めることができます。また、ユーザー体験の向上、ダウンタイムの削減、組織の機動性のサポートも可能になります。

プラットフォームの安定性と安定した PC イメージング機能

ソフトウェア更新とドライバーの非互換性の多さから、PC 資産の管理は複雑化する傾向にあります。安定した検証済みハードウェアにより、スムーズな フリート管理が可能になり、ビジネスの継続性を実現できます。

インテル® vPro® プラットフォームは、統合された検証済みの単一ソリューションにより、最新の PC プラットフォーム・テクノロジーを提供します。これにより、IT 部門とエンドユーザーはビジネスクラスのデバイスに相応しい安定性と信頼性を確保します。インテルはデバイスメーカーと協力して、企業が12 カ月間以上、製品サポート付きで、どこからでも同じ PC SKU を購入できるようにしています。さらに、インテル® vPro® プラットフォームのアーキテクトは、デバイスメーカーとの緊密な連携により、インテルが提供するビジネスレベルのコンポーネントすべてに対し、厳格なテストを実施しています。コンポーネントには、プロセッサー、グラフィックス、チップセット、ネットワーキングが含まれます。その結果、優れた品質、IT の信頼性、互換性が実現されるのです。

インテル® vPro® プラットフォームの一部であるインテル® ステーブル IT プラットフォーム・プログラム (インテル® SIPP) では、購入サイクル全体を通じて最短でも 15 カ月間または次世代のリリースまで、ハードウェア変更を不要にすることを目指した広範な検証プログラムを特徴にしています。ハードウェアの更新が抑えられれば、従業員にとって面倒な作業や中断が減ることになるため、特に PC のセットアップや構成、PC イメージの導入、全体的にシームレスな使用感を実現できます。さらにインテルは、あらゆる世代のプラットフォーム上で複数バージョンの Windows* 10 を検証しています。これにより、企業が OS の移行をより適切に管理することを支援し、Microsoft による広範なサポートをどの OS リリースからも受けることができます。

Intel vPro® テクノロジー対応プロセッサーの種類

インテル® vPro® プロセッサー・ファミリーには幅広い選択肢が用意されており、消費電力の最適化、グラフィックス性能、メモリー、フォームファクターなどのビジネスニーズに対応できます。インテル® vPro® プラットフォームの一部として、インテル® Core™ vPro™ プロセッサー・ファミリーとインテル® Xeon® プロセッサー・ファミリーを複数の世代から選択することも可能です。

インテル® vPro® プラットフォームを導入する方法

新しいビジネス PC または組込みソリューションを購入する際は、インテル® vPro® プラットフォームとインテル® Core™ vPro® プロセッサーのバッジが目印です。自社のビジネスに最適なデバイスについては、テクノロジー・プロバイダーまたはマネージド・サービス・プロバイダーにご相談ください。

ほとんどの機能はすぐに利用できますが、リモート管理機能を有効にして、インテル® vPro® プラットフォームのメリットを最大限に活用できるようになります。インテルでは、各社の環境で素晴らしい成果を得られるように、このプロセスをスムーズに進めるドキュメントとサポートを提供しています。

インテル vPro® プラットフォームについての詳細


免責事項

1

インテル® テクノロジーの機能と利点はシステム構成によって異なり、対応するハードウェアやソフトウェア、またはサービスの有効化が必要となる場合があります。実際の性能はシステム構成によって異なります。絶対的なセキュリティーを提供できる製品やコンポーネントはありません。詳細については、各システムメーカーまたは販売店にお問い合わせいただくか、http://www.intel.co.jp/ を参照してください。

2

コストと結果は状況によって変わります。

3

インテルは、サードパーティーのデータについて管理や監査を行っていません。正確さを評価するには、他のソースを参照する必要があります。

4

結果は推定 / シミュレートされています。

5

「従業員はコンピューター起動の待ち時間に 1 年当たり約 1 営業日を無駄にしている」とする記述は、J.Gold Associates, LLC がインテルの委託により 2018 年にウェブ上で実施したアンケートの結果に基づいています。この調査は、古い PC の使用に関する課題とコストの評価を目的として、16 カ国 (オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ、スペイン、トルコ、アラブ首長国連邦、英国、米国) における小規模企業の回答者 3,297 人を対象に行われました。起動は 1 営業日に 1 回とし、平均起動時間は 4 年を超えて使用している PC の起動にかかる時間に関する調査結果の平均値を用いました。これに基づいて試算すると、使用期間が 3 年を超える PC は、1 年当たりおよそ 8 時間を起動に費やしていることになります (平均起動時間 2.90 分 x 1 営業日に 1 回起動 x 週 5 日 x 年 52 週 / 60 (時間に換算) x 使用率 67% = 8.46 時間 / 年)。この統計調査およびレポートの全文については、intel.co.jp/SMEStudy をご覧ください。コストと結果は状況によって変わります。

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「3 年以上前の PC を使用している場合、従業員の生産性は 12% 低下し、推定で 1 年 1 人当たり 7,794 ドルのコストがかかる」という記述は、J.Gold Associates, LLC がインテルの委託により 2018年にウェブ上で実施したアンケートの結果に基づいています。この調査は、古い PC の使用に関する課題とコストの評価を目的として、16 カ国 (オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ、スペイン、トルコ、アラブ首長国連邦、英国、米国) における小規模企業の回答者 3,297 人を対象に行われました。アンケートの回答に基づく試算によると、3 年以上前の PC を使用している場合、従業員の生産性は最大 12.99% 低下するおそれがあります。推定損失額は、従業員の平均年収を 60,000 米ドルとした場合、年間 7,794 米ドルに上ります。この統計調査およびレポートの全文については、intel.co.jp/SMEStudy をご覧ください。コストと結果は状況によって変わります。

7

Microsoft Office 365 ワークフローにより第 11 世代インテル® Core™ vPro® i7-1185G7 プロセッサーと第 8 世代インテル® Core™ vPro® i7-8650U プロセッサーを測定。

8

PC Mark 10 アプリケーション合計スコアにより第 11 世代インテル® Core™ vPro® i7-1185G7 プロセッサーと第 8 世代インテル® Core™ vPro® i7-8650U プロセッサーを測定。

9

生産性およびコラボレーション・ワークフローにより測定。第 11 世代インテル® Core™ vPro® i7-1185G7 プロセッサーと第 8 世代インテル® Core™ vPro® i7-8650U プロセッサー。

10

SOZO Technologies、2016年、sozo.tech/is-your-company-data-safe/