10Gbps イーサネット・ハードウェア・デモンストレーション

おすすめの用途:

  • デバイス: Stratix® IV GX

  • Quartus®: v11.0

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概要

インテルの 10Gbps イーサネット・ハードウェア・デモンストレーションのリファレンス・デザインは、インテル® FPGA 内に 10Gbps イーサネット (10GbE) ベースのデザインを実装し、システムのさまざまなセクションを通じ、リアルタイムでネットワーク・トラフィックを監視する、迅速な方法を提供します。また、このデザインは、メディアアクセス・コントローラー (MAC) 機能、および標準商用市販 10GbE SFP+ プラグ可能 光モジュール、または SFP+ 一体型銅ケーブルアセンブリーを使用した、10GbE ベースのシステムの運用検証に役立ちます。10GbE MAC は UNCH-IOL によって検証されています。

リファレンス・デザインは、インテル® 10GbE MAC および XAUI PHY Intel® FPGA IP 機能で構築され、インテル® FPGA 内に、1 つの 10GbE XAUI ポートを実装する 4 つの 3.125ギガビット (Gb) シリアル・トランシーバーを搭載します。XAUI ポートが デュアル XAUI で SFP+ 高速メザニンカード (HSMC) (Terasic 提供) に変換されることで、10Gbps シリアル・イーサネットが、ローコストな SFP+ 光プラグ可能モジュールまたは SFP+ 一体型ケーブル・アセンブリーを介した、ネットワーク・インターフェイスを提供します。

このリファレンス・デザインでは、図 1 に示されているとおり、多くのループバック・ハードウェア構成でローコスト SPF+ インターフェイスを用いて、10GbE MAC インテル® FPGA IP 機能の操作パフォーマンスを、最大ワイヤースピードまで上げます。

機能

  • 10GbE MAC および XAUI PHY インテル® FPGA IP 機能のインスタンスを 1 つ紹介します。XAUI モードでの 10GbE 操作をサポートし、ローコストな SFP+ 光モジュールまたは銅インターフェイスを使用します。10GbE MAC および XAUI PHY インテル® FPGA IP についての詳細は、10Gbps イーサネット MAC インテル® FPGA IP 機能ユーザーガイド (PDF) およびトランシーバー PHY IP コア・ユーザーガイド (PDF) を参照してください。
  • 10GbE 操作を制御、テスト、モニタリングする、データパスのさまざまなポイントにあるシステム・ループバック。
    • ループ A: XGMII インターフェイス・ローカル・ループバック
    • ループ B: FPGA シリアル物理媒体接続 (PMA) インターフェイス・ローカル・ループバック
    • ループ C: Broadcom BCM8727 XGXS ループバック
    • ループ D: Broadcom BCM8727 PMA シリアル・ループバック
    • ループ E: 外部 SFP+ 光ケーブル・ループバック
  • 各バーストで構成可能なパケット数、ペイロードデータ・タイプ、およびペイロードサイズによる、順次ランダム・バースト・テスト。疑似ランダム・バイナリー・シーケンス (PRBS) ジェネレーターは、固定増分またはランダム・シーケンスで、ペイロードデータ・タイプを生成します。
  • PRBS ジェネレーターおよびモニター、MAC 送信機 (TX)、ならびに受信機 (RX) のパケット統計。
  • MAC が送受信するさまざまなフレーム長ごとのパケット分類。
  • トラフィック・モニターが受信するトラフィックのスループット測定。
  • Tcl ベースのシステム・コンソール・ユーザー・インターフェイスにより、テストを動的に制御し、このリファレンス・デザインの任意のレジスターを構成および監視可能。

図 1.10Gbps イーサネット・ハードウェア・デモンストレーションの、テストおよびループバック構成を説明したリファレンス・デザイン。

デュアル XAUI から SFP+ HSMC ボードは、Terasic から入手できます。