プログラマブル・アクセラレーション・カード (インテルArria 10 GX FPGA対応)のインテル・アクセラレーション・スタックのクイック・スタートガイド

ID 683633
日付 8/05/2019
Public
ドキュメント目次

6.2.1. Hello FPGAサンプルの実行

hello_fpgaサンプルホスト・アプリケーションはOPAEライブラリーを使用して、ネイティブ・ループバック・モード(NLB)でハードウェアをテストします。この例を実行するには、nlb_mode_0 AFUイメージでFPGAをロードします。

次のコマンドを実行して、 hello_fpgaサンプルホスト・アプリケーションをテストします。

  1. 次のコマンドを実行して、AFUイメージをロードします。
    sudo fpgaconf $OPAE_PLATFORM_ROOT/hw/samples/nlb_mode_0/bin/\
    nlb_mode_0.gbs
  2. このユーティリティーが必要とする20 MBの hugepagesを20個割り当てるようにシステムhugepageをコンフィグレーションします。このコマンドにはルート権限が必要です。
    sudo sh -c "echo 20 > /sys/kernel/mm/hugepages/\
    hugepages-2048kB/nr_hugepages"
  3. $OPAE_PLATFORM_ROOT/sw/opae*/samples/hello_fpga.cに位置するhello_fpgaのソースコードをコンパイルするには:
    cd $OPAE_PLATFORM_ROOT/sw
  4. tarファイルを抽出します。 
    tar xf opae*.tar.gz
    注: この手順は、バイナリからOPAEソフトウェアをインストールした場合にのみ必要です。詳細については、「 ビルド済みバイナリからのOPAEソフトウェアのインストール」のセクションを参照してください。 
  5. OPAEディレクトリーに移動します。
    cd opae*
  6. サンプルをコンパイルします。 
    CentOS:
    gcc -o hello_fpga -std=gnu99 -rdynamic \
    -ljson-c -luuid -lpthread -lopae-c -lm -Wl,-rpath \
    -lopae-c $OPAE_PLATFORM_ROOT/sw/opae*/samples/hello_fpga.c
    
    Ubuntu:
    gcc -o hello_fpga -std=gnu99 -rdynamic \
    -ljson-c -luuid -lpthread -lopae-c -lm -Wl,--no-as-needed \
    -lopae-c -luuid $OPAE_PLATFORM_ROOT/sw/opae*/samples/hello_fpga.c
  7. プロジェクトをビルドするには、以下のコマンドを入力します。
    オプション 説明
    OPAE RPMインストールの場合:
    sudo ./hello_fpga
    OPAEソースからのインストールの場合:
    sudo LD_LIBRARY_PATH=\
    $LD_LIBRARY_PATH:/<path to opae install>/\
    lib64 ./hello_fpga

    サンプル出力:

    Running Test
    Done Running Test
    hello_fpgaの例の詳細については、次のファイルを参照してください。
    • $OPAE_PLATFORM_ROOT/sw/opae*/samples/hello_fpga.cにあるソースコード
    • レジスターの説ーの説明については、ネイティブ・ループバック・アクセラレーターのファンクショナール・ユニット(AFU)ユーザーガイド