インテル® Cyclone® 10 GXデバイスの概要

ID 683485
日付 7/11/2018
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ドキュメント目次

フラクショナル合成PLL

以下の目的でフラクショナル合成PLLを使用できます:

  • ボード上で必要なオシレータの個数を削減する
  • 1つのリファレンス・クロック・ソースから複数のクロック周波数を合成することで、デバイスで使用するクロックピンの個数を削減する

フラクショナル合成PLLは以下の機能をサポートしています:

  • トランシーバーCMUおよびATX (Advanced Transmit) PLLに向けたリファレンス・クロック周波数の合成
  • クロック・ネットワーク遅延補償
  • ゼロ遅延バッファー
  • トランシーバーに向けた直接的な送信クロッキング
  • 2つのモードに別々にコンフィグレーション可能です:
    • 汎用PLLに相当する従来のインテジャー・モード
    • 3次デルター・シグマ変調のあるエンハンスト・フラクショナル・モード
  • PLLカスケード接続