ストリーミングDMA アクセラレーター・ファンクショナル・ユニット (AFU) ユーザーガイド

ID 683840
日付 12/04/2018
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ドキュメント目次

3.4. デバイス・フィーチャー・ヘッダーのリンクリスト

ストリーミングDMA AFUデザイン例には、リンクリストを形成する4つのデバイス・フィーチャー・ヘッダー (DFH) が含まれています。このリンクリストにより、サンプル・アプリケーションはストリーミングDMA AFUを識別できるようになり、ドライバーは各ストリーミングDMA BBBを識別できるようになります。

NULL DFHはリストの末尾に含まれます。リンクリストの末尾にnull DFHを含めると、作成するデザインに、より多くのストリーミングDMA BBBを追加できるようになります。他のBBBのアドレスの後にNULL DFHを移動させるだけでそれが可能になります。各ストリーミングDMA BBBは、次のDFHがBBBのベースアドレスから0x100バイトに位置することを想定しています。次の図は、ストリーミングDMA AFUデザイン例のリンクリストを表しています。
図 6. ストリーミングDMA AFUデバイス・フィーチャー・ヘッダー (DFH) チェーン

作成するデザインに、M2SおよびS2M DMA BBBを2つずつ必要とする場合は、次のアドレスマップを使用し、4つのストリーミング・チャネルを実装できます。MMIOアドレス空間内に、それぞれ0x100バイトの4つのストリーミングDMA BBBがまとめられていれば、アドレスマップ内のどこにでも配置可能です。ストリーミングDMA BBBに続くDFHは、前のストリーミングDMA BBBチャネルからオフセット0x100に配置する必要があり、NULL DFHまたは他のDFHにすることが可能です。
表 7.  4チャネルのストリーミングDMA AFUのコンフィグレーション例
バイトアドレス レジスター スパン (バイト) 説明
0x000 ストリーミングDMA AFU DFH 0x40 お持ちのAFU DFU。このDFHは、次のDFHオフセットとして0x100を指定します。
0x100 M2S DMA BBB#1 0x100 最初のメモリー・トゥ・ストリームDMA BBB。次のDFHは0x100を指定。
0x200 M2S DMA BBB#2 0x100 2番目のメモリー・トゥ・ストリームDMA BBB。次のDFHは0x100を指定。
0x300 S2M DMA BBB#1 0x100 最初のストリーム・トゥ・メモリーDMA BBB。次のDFHは0x100を指定。
0x400 S2M DMA BBB#2 0x100 2番目のストリーム・トゥ・メモリーDMA BBB。次のDFHは0x100を指定。
0x500 NULL DFH 0x40 リンクリストの末尾にあるNull DFH。