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4.2. Intel® Stratix® 10 内部温度検知ダイオードの読み出す
コア・ファブリック、トランシーバー・タイル、およびHBM2スタックの内部TSDを使用して Intel® Stratix® 10のダイ温度をサンプリングするには、Temperature Sensor IPコアを使用します。
図 7. 波形図の例：チャネル0、1、3の温度をサンプリングした場合
注: cmd_dataワードには、有効なビットのみを設定します。それ以外の場合、温度センサーからの応答は不定です。
- デバイスの初期化中、デバイスがユーザーモードに入る前：
- リセットモードを維持するためのTemperature Sensor IPコアのreset のポートをアサ―トします。
- cmd_valid そして cmd_dataの信号を「0」で維持します。
- デバイスがユーザーモードに入った後、同時にロジックハイをcmd_valid信号にアサートして、cmd_data値を送信します。サンプリングごとに、cmd_valid わずか1〜3クロックサイクルの期間。温度センサーの読み出し値を取得していない場合は、cmd_validをディアサートします 。
cmd_data信号は9ビットのビットマスクであり、温度をサンプリングするチャネルを指定します。cmd_readyがHighである間にcmd_validをアサートする場合、IP コアはcmd_dataで指定したチャネルの最も新しい温度の値をSDMからリクエストします。リクエスト送信後、IPコアはcmd_readyをLowでドライブし、SDMからの応答を待ちます。
- rsp_valid信号がHighになると、温度の値が整っていることを表し、rsp_dataおよびrsp_channelレスポンス信号がリードされます。
rsp_valid信号は、 cmd_dataワードの各ビットに対して1度Highになります。サイクル内の最初の有効データは、rsp_startofpacket信号がHighの間、rsp_validがアサートする際に利用可能となります。サイクル内の最後の有効データは、rsp_endofpacket信号がHighの間、rsp_validがアサートする際に利用可能となります。それぞれの有効レスポンスに対して、rsp_data信号は温度の値を提供し、rsp_channel信号はどのチャネルから温度がサンプリングされたのかを表します。
rsp_dataの値は符号付き32ビット固定小数点2進数で、2進数より8ビット下にあります。
注: IPコアのインスタンス化ガイドラインについては、 インテル® Stratix® 10 コンフィグレーションのユーザーガイドの インテル® Stratix® 10 リリースIPをリセット のセクション
を参照してください。