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1.1.2. ユーザーモードでのエラー検出
ユーザーモード中に、コンフィグレーションされたCRAMビットの内容がソフトエラーの影響を受けることがあります。ユーザーモードのエラー検出では、ソフトエラーのタイプを判断し、影響を受けているビットの位置を特定することができます。
コンフィグレーション・サイクルの完了後、コンフィグレーションされたCRAMビットのCRC値がエラー検出機能によって計算され、その結果があらかじめ計算されたCRC値と比較されます。この2つのCRC値が一致する場合、結果のCRCシグネチャーは0に設定され、エラーが検出されなかったことを示します。このエラー検出プロセスは、nCONFIGがLowに設定されてデバイスがリセットされるまで継続します。
CRCエラーが発生した場合、結果のシグネチャーは0以外の値になり、CRC_ERRORピンがHighに設定されてエラーを通知します。エラーが発生すると、エラー検出ステートマシン内の検索エンジンはエラータイプとエラーの位置を特定します。フレーム内のすべてのタイプのCRCエラーが検出可能です。検索エンジンの結果はEMRに格納されます。このレジスターの内容は、JTAG命令またはコア・インターフェイス・ロジックを介してシフトアウトすることができます。エラー検出ブロックの実行中に、この内容をシフトアウトすることができます。