オファリング
提供内容
DYNANIC は、さまざまなアプリケーション向けのすぐに使用可能なソリューションであり、高速ネットワーク・トラフィックの処理を FPGA アクセラレーター・カードにオフロードします。これは、FPGA ファームウェア開発のリスク、不確実性、および時間を完全に削除します。お客様は、FPGA のノウハウや HW 開発チームの必要性なく、ソフトウェアのみを開発します。ソリューションは、DPDK 標準に従って単一の標準化された API を提供します。これは、オープンソースのドライバー、動的なソフトウェア定義の RTE フロー・フィルタリングを備えた超高速 FPGA DMA エンジンを使用してパケット転送をサポートし、複数の規則表、トラフィック処理の静的配置、動的なトラフィック・フロー管理などによりオフロードします。
提供内容
ベンダーに依存しないFPGA アーキテクチャーと、 DPDK 通信規格を使用した高速 DMA 転送 向けのオープンソース Linux ドライバーを提供しています。DMA は 400Gbps スループット 以上に設計されており、マルチチャネル・アーキテクチャーを使用して、個々の CPU コア (受信側スケーリングまたは RSS とも呼ばれる) 間でのデータ配信をサポートしています。このデータ転送アーキテクチャーは非常に柔軟で、さまざまなハイエンド FPGA ファミリーおよび PCIe バス構成 (最大 PCIe Gen4 x32 または Gen5 x16) をサポートしています。DMA IP は、複数の PCI エンドポイント・ブロックを利用して、100Gbps を超えるスループットの拡張や、200Gbps および 400Gbps のスループットの実現が可能です。 上のグラフは、 インテル Stratix 10 DX 開発キット ( https://www.intel.com/content/www/us/en/products/details/fpga/development-kits/stratix/10-dx.html ) で達成された、400Gbps DMA アーキテクチャーの実際のスループット を示しています。同じ DMA エンジンにより、Xilinx UltraScale+ デバイスやインテル Agilex デバイスに匹敵する高いスループットを実現できます。オープンソースの NDK Linux ドライバーにより、各 RSS チャネルを個別に制御できます。このドライバーはまた、アプリケーション・コアを DMA IP に直接接続するための使いやすい API も提供します。なお、DMA 転送は、DPDK アップストリームでサポートされているため、標準 DPDK ドライバーで処理することも可能です。 DMA ソリューションの高スループットをテストするためのデモ・アプリケーションを提供しています。こちらのリクエストフォームにご記入ください: https://bit.ly/DMA400G