Intel Agilex® 7デバイス・セキュリティー・ユーザーガイド

ID 683823
日付 7/07/2023
Public
ドキュメント目次

4.9.2.4. Intrinsic ID PUFのアクティベーション・ステータスを照会する

Intrinsic ID PUFを登録し、AESキーをラップし、フラッシュ・プログラミング・ファイルを生成し、クアッドSPIフラッシュを更新した後、デバイスの電源を再投入して、暗号化されたビットストリームからPUFのアクティベーションとコンフィグレーションをトリガーします。SDMでは、PUFアクティベーション・ステータスとコンフィグレーション・ステータスをレポートします。PUFのアクティベーションが失敗した場合、SDMでは、PUFエラーステータスをレポートします。
次のコマンドを使用して、コンフィグレーション・ ステータスを照会します。
quartus_pgm -c 1 -m jtag --status --status_type=”CONFIG”
アクティベーションが成功した場合の出力例を次に示します。
IID PUF または UDS IID PUFのいずれかのみを使用し、QSPIフラッシュ内のいずれかのPUFの .puf ファイルのヘルパーデータをプログラミングしていない場合、そのPUFはアクティブ化されず、PUFステータスはPUFヘルパーデータが無効であることを示します。次に示す例は、PUFヘルパーデータがどちらのPUFにもプログラミングされていない場合のPUFステータスを示しています。
Response of PUF_STATUS
		00002000  RESPONSE_CODE=OK, LENGTH=2
		00000002  USER_IID STATUS=PUF_DATA_CORRUPTED, RELIABILITY_DIAGNOSTIC_SCORE=0, TEST_MODE=0
		00000002  UDS_IID STATUS=PUF_DATA_CORRUPTED, RELIABILITY_DIAGNOSTIC_SCORE=0, TEST_MODE=0