AN 936: JTAGインターフェイスを介したSDMコマンドの実行

ID 683313
日付 3/29/2021
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1.3. ホストマシンで検出されたSDMデバイスの識別

システムコンソールは、起動するたびに、ホストマシンに接続されているデバイスを検出します。ホストマシンでは、ボード上の同じJTAGチェーンに複数のSDMデバイスがある場合、または複数のインテル・ダウンロード・ケーブルがホストマシンに接続されており、それぞれのケーブルが異なるボードに接続されてJTAGチェーンの単一のSDMデバイスを個別に検出している場合は、複数のSDMデバイスを検出することがあります。複数のSDMデバイスを接続している場合は、最初にターゲットデバイスを特定する必要があります。それには、sdm_device_listコマンドを実行します。

次の出力は、単一のSDMデバイス検出時の例です。
%sdm_device_list
Device #1 - /devices/1SX280HH1(.|S3)|1SX280HH2|..@1#3-2.1.2\
#Stratix 10H SoC Dev Kit#10.219.70.15:44943/(link)/JTAG/packet
次の出力は、複数のSDMデバイス検出時の例です。
% sdm_device_list
Device #1 - /devices/1SG280HH1(.|S3|AS|BK)|..@2#USB-1/(link)/JTAG/packet
Device #2 - /devices/1SM21BHN1(.|AS|BK)|1SM21BHN2|..@1#USB-1/(link)/JTAG/packet