最前線の裏側: 医療従事者を守るために

インテル® のテクノロジーがサポートする Medical Informatics Corp. (MIC) Sickbay* プラットフォームは、集中治療室の収容能力を迅速に拡大し、医療サービス提供者を守り、総合的なデータへの遠隔アクセスを提供します。

これにより、病院は今後に向けた看護の基準を向上させつつ、質の高い治療をより多くの患者に提供し、さらに COVID-19 にスタッフがさらされる危険を軽減することができます。

Emma Fauss 博士と Craig Rusin 博士が10年の年月をかけて解決に取り組んだ緊急課題は、どうすれば集中治療室におけるリスクを軽減できるか、ということでした。テクノロジーが命を救えるかもしれないことを知っていたのです。

問題は、集中治療室が極度に複雑な医療環境である、ということでした。膨大な量のデータが各病床で収集されるものの、現状では、心臓モニターや人工呼吸器など、多数の異なる業者のモニター装置にそれぞれの情報が別々に格納されています。

しかし、この問題の突破口が現れました。Medical Informatics Corp. (MIC) を 2010年に創立以来、Fauss 博士と Rusin 博士は FDA の認可を受けたソフトウェア・プラットフォーム、Sickbay* を開発し、集中治療室にあるすべての患者データを異なる業者の装置から集め、大規模で柔軟性のある遠隔監視を可能にしました。各患者ごとに異なる分析が医療判断を下すのを助け、医療チームがより迅速に介入することができます。COVID-19 感染症の大流行に伴い、臨床距離の確保の必要性はこれまでになく高まりました。感染症対応に追われる病院では、Sickbay* を使用して戦闘にも似た状況に直面している医療チームを感染症の暴露から保護し、集中治療病床とスタッフを拡充しています。

ケアと収容能力の拡大

患者数の急増により集中治療室の収容能力は限界に達し、病院は収容能力を拡大する必要に迫られています。Sickbay* を導入すれば、医療用ベッドをたったの数分で監視体制のある ICU ベッドへと変換できる基盤を提供し、病院の適応力を高めることができます。医療提供者はあらゆる PC、タブレットまたは携帯電話からデータへ遠隔アクセスし、ユニット、施設、装置の製造元に関わらず単一の画面上で最大 100 人の患者を監視できるため、病院がスタッフ不足に直面した場合でも、スタッフの対応能力の拡充が可能です。

ICU ベッドがシステムに接続されると、Sickbay* は、入院の全期間にわたる患者の病歴を提供し証拠に基づいた治療判断をサポートします。これはつまり、医療提供者は、迅速な介入、挿管の回避、人工呼吸器をつけている患者の管理改善のために必要なデータへアクセスできることを意味します。COVID-19 への対応を続ける Houston Methodist Hospital は、既に集中治療室の準備態勢を整えるために Sickbay* プラットフォームの利用拡張を行いました。アラバマ大学バーミンガム校病院などほか多数の病院も利用拡張を進めています。

臨床的距離確保の緊急性

前線で活躍する医療従事者の安全を守る必要があります。COVID-19 は非常に感染力が高いため、患者と直接接触する医療従事者への危険度はとても高く、このウィルスに感染する確率は一般人口と比べ 3 倍にも上ります2

臨床的距離の確保は、スタッフの保護に役立ちます。オープンなインテル® アーキテクチャーで動作するソフトウェアを利用することで、Sickbay* プラットフォームは、それぞれの専門分野に基づいて医療提供者と患者とをつなぎ、医療提供者は最も必要とされる時に遠隔医療を提供することができます。ソフトウェア・ベースの監視では、ウェブ対応しているあらゆる装置のモニターおよび人工呼吸器データが視覚化されるため、会議室、オフィス、自宅または隔離された地域など安全な場所から確認することが可能となり、医療従事者のウィルス感染のリスクを限定することができます。

引退した医師、新卒の医師、さらに他州の医療提供者が Sickbay* を利用すれば、遠く離れた地からでも手を貸すことができます。

貴重な人員を最大限に活用

対応能力の限界に近い病院は、Sickbay* を利用することでより多くの協力を求めることができます。米国医師会は、毎年約 1 万人の引退した医師が実務に戻ることができると推定しており3、米国退役軍人省と国防省は、協力する意志のある引退した医療従事者のデータベースの設立に着手しています。こうした医師や、新卒医師、他州の医療提供者が Sickbay* を利用すれば、遠く離れた地からでも手を貸すことが可能となり、ウィルスの影響をあまり受けていない地域にいる人員を大いに活用することができます。

個人用防護具 (PPE) の供給数が限定的な現状において、Sickbay* を利用する病院は、ケアの質を 損なわずに貴重な医療必需品の使用量を削減することもできます。

次の大流行への準備

COVID-19 の大流行は、病院や医療従事者の重要性を明らかにしました。また、ひっ迫した状況下における、病院や医療従事者の迅速な適応能力も明確に示されました。インテルの 5000 万米ドル規模の感染症大流行対応措置の一環として、インテルと MIC は、Scale to Serve Program を始動しました。Sickbay プラットフォームを迅速に導入するため、100 の病院を支援するこのプログラムでは、導入プロセスの資金を提供し、初めの 90 日間のサブスクリプション費用を免除します。対象となる病院は、数か月かかる調達作業を省略して容易に設置することができます。プラットフォームの採用決定からわずか1週間での導入も可能で、COVID-19 対策を助けます。

Sickbay* は、現在の危機を乗り越えるために、患者に尽くし、医療従事者を保護しています。同時に明日の医療の新基準の基盤ともなり、病院は次の大流行や大災害が発生した際に対応する体制を持つことにもなります。

ここをクリックして、MIC の FDA 認可を獲得した Sickbay* プラットフォームがどのように役立つかについて詳細をご覧ください。Scale to Serve Program への参加の可否について確認されたい場合は、今すぐオンライン申請フォームにご記入ください。

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