Wi-Fi* の速度を上げる方法

ビデオや音楽のストリーミング、友人とのチャットなど、ワイヤレス接続全体の品質を向上する方法について説明します。

設定を最適化して信号の強化と接続範囲の拡大を行うことによって、ご使用のデバイス上で Wi-Fi* の速度を上げる方法について説明します1

Wi-Fi* がどのくらいの速度でつながっているか — 通常それほど気にすることはないかと思います。気になるのは、ストリーミング中の動画が止まってしまったとき、 ファイルがクラウドにアップロードされないとき、 ウェブブラウザーのマークがずっと回転していて必要なページが読み込まれないときなどでしょうか。

世界中で数百万人ものユーザーがモバイルデバイスを Wi-Fi* ホットスポットに接続している中、動画のストリーミング、ドキュメントのアップロード / ダウンロード、データ転送を高速で行えるように、Wi-Fi* の速度を上げる方法について知りたいと思うのも当然です。

Wi-Fi* テクノロジーのイノベーションは、世代が変わるごとに、さらなる高速化を実現しています。また、Wi-Fi* の速度はほとんどの場合、インターネットの接続範囲と関係しているので、接続範囲を拡大し、ワイヤレス信号の強度を向上する方法についても紹介します。

これまでの世代と、Wi-Fi* 接続について考える場合に知っておくと役に立つ用語について、詳しく説明します。

  • 速度: 新しい Wi-Fi* テクノロジーによって、前世代よりも高速にデータが転送されます。接続が速いと、Wi-Fi* の速度も速くなります。
  • 容量: —新しいルーターは、より多くのデータをより多くのデバイスに同時に転送します。つまり、容量が増加するということです。
  • カバレッジ: Wi-Fi* の速度はより良い接続の一因であり、カバレッジ (接続範囲) もまたその要因となるため、 インターネットの速度を上げ、遠くまで接続できるルーターが必要です。

強力な Wi-Fi* 接続があると、高速接続で時間を節約し、映画、ゲーム、ビデオや、データ量の大きいアプリケーションでも高速かつ高画質でストリーミングできます。

Wi-Fi* が遅くなる原因
Wi-Fi* の接続速度が遅くなってしまう原因について見ていきましょう。デバイスとアクセスポイント間の距離や、Wi-Fi* ネットワークを使用しているデバイスの数と同様に、壁や床などの物理的障害もワイヤレス信号に影響を及ぼす可能性があります。ルーターの床からの高さを調整するといったシンプルなことでも、性能に影響が出る場合があります。

必ずインターネット・サービス・プロバイダーと話し合い、必要な速度に対して対価を払っていることを確認してください。プロバイダーが違えば提供速度も異なるため、利用しているパッケージが接続要件に最適ではない場合もあります。

インターネット接続の速度に影響を与える主な要因は、ルーターの配置、テクノロジー、接続するデバイスの 3 つです。

Wi-Fi* の速度を上げる方法

1. ルーターをオープンな場所に設置する。 Wi-Fi* はワイヤレスなので、接続速度は、距離、障害物 (壁、床、天井など)、電気的干渉、ネットワーク上のユーザー数の影響を受け、 こういったすべてが、Wi-Fi* の接続速度を遅くする要因となっています。

快適な信号強度を受けるには、自宅のメインフロアのオープンな場所に、壁や障害物から距離を置いて無線ルーターを設置します。床から離して、家具の上に置くのが理想的です。電子レンジ、ベビーモニター、コードレス電話など、干渉を起こす可能性のある他の電子機器からは離して置きます。アンテナの向きが直角になるよう、一方は水平に、他方は垂直にしてみてください。

自宅周辺のワイヤレス・デッドスポットを知りたい場合、 CloudCheck* などのモバイルアプリを使用してテストできます。このようなモバイルアプリを使うと、信号強度が最も高い場所を特定することもできるので、ルーターに適したスポットを見つけることができます。言わば、無線ルーター用の Wi-Fi* 風水です。

2. 最新の Wi-Fi* テクノロジーを使用する。 テクノロジーは急速に変化するため、最新のハードウェアを使用することも、無線ネットワークを手軽にスピードアップする方法の 1 つです。以前の Wireless-A (802.11a)、Wireless-B (802.11b)、Wireless-G (802.11g) に比べ、Wireless-N (802.11n) と Wireless-AC (802.11ac) は新しい高速のテクノロジーです。

最新の Wireless-AC ルーターは、旧世代の Wireless-B/G/N モデルよりもデータ転送速度が最大 3 倍高速で、「デュアルバンド」機能により、古いワイヤレスデバイスがアクセスするためのチャネルを解放できます。

もちろん、Wi-Fi* ネットワークをパスワードで保護することで、近隣の人々が同じワイヤレス接続を使用するのを防ぎます。

3. デバイスを制限し、設定を最適化する。 オンラインゲーム、ビデオチャット、映画やビデオのストリーミングには大量の帯域幅を消費します。そのため、インターネットの速度が低下し、その Wi-Fi* ネットワークに接続しているすべてのユーザーのアクセスが遅くなることもあります。サービス品質 (QoS) 設定に対応しているルーターならば、インターネットの帯域幅に優先アクセスできるアプリを制御できます。例えば、複数の会議が重なっている場合、ビデオ通話を優先し、クラウドからのファイルのダウンロードは優先度を下げるといった設定も考えられます。ファイルは後からいつでも入手できますが、重要なクライアントや家族との通話が途切れるのは避けたいものです。

無線ルーターのファームウェアに最新の更新が確実に適用されるようにする必要もあります。最新のルーターにはほぼ更新プロセスが内蔵されていますが、ルーターの設定にアクセスして手動での更新が必要となる場合もあります。

デスクトップ PC やゲームコンソールのような据え置き型デバイスを直接ルーターに接続して、モバイルデバイスの帯域幅を拡大するのも良いアイデアです。帯域幅を占領する広告、アニメーション、ビデオなどをブロックできるブラウザーの拡張機能をインストールすることもできます。ストリーミング広告をブロックするといった小さな調整でも、ユーザー体験を向上できます。

ルーターでチャネル選択を微調整することも可能です。デフォルトでは、ほとんどの無線ルーターがチャネル 6 で動作するよう設定されています。つまり、近隣のルーターもチャネル 6 で動作していて、多数のデバイスがそのチャネルに接続するため、輻輳を引き起こしていることになります。Wi-Fi* Analyzer、Wi-Fi* Scanner などのツールを使用すると、帯域幅の多いルーターチャネルを特定して、インターネットの速度を向上することができます。

比較的新しいルーターでは、2.40 GHz (古い標準) と 5 GHz (新しい標準) の 2 種類の無線周波数を切り替えることが可能です。スマート・ワイヤレス・ルーターなら、ユーザーの要望と環境に最適な周波数を選択できます。それぞれの周波数帯が複数のチャネルを使用し、2.40 GHz 帯は 14 チャネル、5 GHz 帯は 30 チャネルが用意されています。したがって、ルーターに周波数を自動的に切り替える機能がある場合、44 チャネルから選択できることになります。旧式のルーターで 2.40 GHz 帯の 14 チャネルにしかアクセスできない場合、Wi-Fi* 接続で「トラフィック」に遭遇する確率が高くなります。ご使用のワイヤレスルーターの設定をチェックして、ルーターがチャネルと周波数帯を自動的に切り替えて最適設定に対応しているか確認することができます。

その他のヒント
Wi-Fi* の速度を上げてインターネット接続範囲を拡大する方法の詳細については、以下を参照してください。

  1. ワイヤレス・レンジ・エクステンダーを使用する。 この方法は接続速度の向上にはなりませんが、信号強度を高めて自宅やオフィスのデッドスポットまで届けることができます。例えば、ルーターが自宅の 1 階にある場合、別の階にワイヤレス・レンジ・エクステンダーを追加して、信号を強めることができます。この方法は、厚い壁など、ワイヤレス信号を妨げる物理的構造のあるエリアで役に立ちます。
  2. アクセスポイントを追加する。 アクセスポイントで、自宅周辺にワイヤレスのメッシュを作ると考えてください。アクセスポイントが互いにインターネット信号を送信して、ワイヤレス・ネットワークを構築します。複数のフロアのある大きなスペース向けに設置します。
  3. データストリームを高速化する。目に見えないワイヤレス接続は、日常生活に大きな影響を及ぼすこともあるため、どれだけ作業を完了できるか、または、どれだけ休憩してリラックスできるかが変わってきます。だれにとっても、ビデオ通話やビデオ・ストリーミングが途切れたり、ファイルのダウンロードが遅いのは望ましくありません。ちょっとしたノウハウと粘り強さがあれば、ワイヤレスルーターの設定を調整して、Wi-Fi* の接続速度を向上し、接続範囲を拡大することができます。

Wi-Fi* 体験を最大化する方法の詳細 ›

Wi-Fi* の速度向上

タイプ

発売

スピード

Wireless-B

1999年

11 Mbps

Wireless-A

1999年

54 Mbps

Wireless-G

2002年

54 Mbps

Wireless-N

2007年

72 ~ 600 Mbps

Wireless-AC

2013年

433 Mbps ~ 1.4 Gbps

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免責事項

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インテル® テクノロジーの機能と利点はシステム構成によって異なり、対応するハードウェアやソフトウェア、またはサービスの有効化が必要となる場合があります。実際の性能はシステム構成によって異なります。絶対的なセキュリティーを提供できる製品やコンポーネントはありません。詳細については、各システムメーカーまたは販売店にお問い合わせいただくか、http://www.intel.co.jp/ を参照してください。