概要
コンフィグレーション・ビットストリームを簡単にキャプチャーしてコピーできるため、FPGA デザインはデザイン盗用に対して脆弱です。ビットストリームからの IP の抽出はほとんど不可能であるため、FPGA は、知的財産 (IP) 盗用よりもデザイン全体のクローニングに対して脆弱です。コンフィグレーション・ビットストリームを保護するために、一部の FPGA はビットストリームを暗号化できるようになりました。ただし、製造時に FPGA の暗号化キーをプログラミングする追加ステップが必要なため、コンフィギュレーション・ビットストリームの暗号化のコストが高くなります。ボリュームの多いアプリケーションでは、セキュリティー・コンパニオン・チップの使用は非常に費用効果が高くなります。
リファレンス・デザインは、FPGA デザインのクローニングからの保護をサポートするソリューションを提供します。「敵味方識別」(IFF) デザイン・セキュリティ-・アプローチを使用して、このソリューションは、ハッシュ・アルゴリズム計算が FPGA とセキュア・メモリー・デバイスで一致するまで FPGA 内のデザインを無効化するため、コンフィギュレーション・データ・ビットストリームがキャプチャされた場合であってもデザインはセキュアなままです。
機能
- ハッシュ・アルゴリズム (SHA-1) 暗号化コア