自動車デジタル・レーダーのリファレンス・デザイン

おすすめの用途:

  • デバイス: Cyclone® V GX

  • Quartus®: v13.0

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概要

インテルの自動車デジタル・レーダーのリファレンス・デザインでは、高度な開発ツールを使用して、ハードウェア・アクセラレーターを簡単に開発および検証できます。それは、基本的な Continuous Wave Frequency Modulation (CWFM) タイプ自動車レーダー用のハードウェア・アクセラレーターとして FPGA をどのように使用できるかを示しています。そのハードウェアおよびソフトウェア・デザインの方法論によって、レジスター転送レベル (RTL) を手でコーディングせずに、デジタル・レーダー処理浮動小数点高速フーリエ変換 (FFT) アクセラレーター、デジタル・ビーム・フォーミング、および有限インパルス応答 (FIR) フィルタリングを開発できます。このデザインは、追加処理アルゴリズムを追加できるレーダー・デザインの始点として使用します。

機能

リファレンス・デザインの主要フィーチャーは以下の通りです。

  • MATLAB* Simulink 内の DSP Builder for Intel® FPGAs (高度なブロックセット) を使用して、浮動小数点 FFT ハードウェア・アクセラレーター、デジタル・ビームフォーマー、固定小数点 FIT フィルターを開発します。インテル® FPGA モデル向け DSP ビルダーからレジスター転送レベル (RTL) を自動生成できます。
  • インテルが開発した MATLAB アプリケーション・プログラム・インターフェイス (API) を通して、システムを使用する DSP Builder モデルのハードウェア検証。RTL をシミュレーションすることなく、実際のハードウェアでシステム動作周波数でデザインを検証できます。
  • ホストとして、プラットフォーム・デザイナー・ツールと Nios® プロセッサー II を使用して、ハードウェア・アクセラレーターをエンベデッド・システムに統合します。

実証済みのインテル® テクノロジー:

  • Cyclone V GX FPGA
  • Nios II プロセッサー
  • DSP Builder for インテル® FPGA (高度なブロックセット)
  • プラットフォーム・デザイナー
  • インテル® Quartus® ソフトウェア・ツール
  • システムコンソール
  • MATLAB API

図 1.自動車デジタル・レーダー・システムのリファレンス・デザイン・ブロック図。