概要
インテルの自動車デジタル・レーダーのリファレンス・デザインでは、高度な開発ツールを使用して、ハードウェア・アクセラレーターを簡単に開発および検証できます。それは、基本的な Continuous Wave Frequency Modulation (CWFM) タイプ自動車レーダー用のハードウェア・アクセラレーターとして FPGA をどのように使用できるかを示しています。そのハードウェアおよびソフトウェア・デザインの方法論によって、レジスター転送レベル (RTL) を手でコーディングせずに、デジタル・レーダー処理浮動小数点高速フーリエ変換 (FFT) アクセラレーター、デジタル・ビーム・フォーミング、および有限インパルス応答 (FIR) フィルタリングを開発できます。このデザインは、追加処理アルゴリズムを追加できるレーダー・デザインの始点として使用します。
機能
リファレンス・デザインの主要フィーチャーは以下の通りです。
- MATLAB* Simulink 内の DSP Builder for Intel® FPGAs (高度なブロックセット) を使用して、浮動小数点 FFT ハードウェア・アクセラレーター、デジタル・ビームフォーマー、固定小数点 FIT フィルターを開発します。インテル® FPGA モデル向け DSP ビルダーからレジスター転送レベル (RTL) を自動生成できます。
- インテルが開発した MATLAB アプリケーション・プログラム・インターフェイス (API) を通して、システムを使用する DSP Builder モデルのハードウェア検証。RTL をシミュレーションすることなく、実際のハードウェアでシステム動作周波数でデザインを検証できます。
- ホストとして、プラットフォーム・デザイナー・ツールと Nios® プロセッサー II を使用して、ハードウェア・アクセラレーターをエンベデッド・システムに統合します。
実証済みのインテル® テクノロジー:
- Cyclone V GX FPGA
- Nios II プロセッサー
- DSP Builder for インテル® FPGA (高度なブロックセット)
- プラットフォーム・デザイナー
- インテル® Quartus® ソフトウェア・ツール
- システムコンソール
- MATLAB API