ユーザーモードの間、nCONFIG ピンを Low にアサートすると、nSTATUS が高いままで予期しない動作が発生し、インテル® Stratix® 10 デバイスのコンフィグレーション・プロセスが再起動しなくなる場合があります。これは、温度または電圧センサー インテル Stratix 10 FPGA IP を使用した SDM メールボックス・フラッディング・イベントが原因です。リコンフィグレーションを実行する要求が、SDM プロセスを割り込むことができず、コンフィグレーション・プロセスが失敗します。
通常のユーザー モードの操作中に SDM メールボックスのフラッディング イベントを防止するには、次の操作を行います。
- 各センサー IP では、1 つの要求を発行した後、応答を待ちます
- 応答を受信した後、1 秒待ってから新しい要求を発行します。
リコンフィグレーションを実行するには:
- nCONFIG をアサートする前に、各センサー IP を無効にして、温度または電圧 インテル Stratix 10 FPGA IP へのサンプリング要求を防止します。
- 少なくとも 1 秒待ちます
- nCONFIG をアサート してリコンフィグレーションを開始します