はい。「-g0」aoc コマンド・オプションを指定せずにカーネルファイルをコンパイルすると、インテル® FPGA SDK for OpenCL™ オフライン・コンパイラーは、エンベデッド・デバッグ情報とソースコードを含む最終的な.aocxファイルを生成します。これは、ツールの 16.1 バージョンで発生します。
カーネルをプロファイリングする際、aocコマンドに --profile コマンドと-g0オフライン・コンパイラー・コマンド・オプションの両方を含めると、生成される .aocx ファイルにカーネルと IP のソースコードが表示されます。
aoc コンパイルの実行時には「-g0」フラグを使用して、.aocx ファイルにデバッグ情報とソースコードが組み込まれるのを防ぎます。
例: aoc -g0
デフォルトのオプションを使用してビルドした後で .aocx ファイルからソースコードを手動で削除するには:
1. aocl bin list コマンドを実行して、.acl.source または「.acl.clang_ir」で始まるすべてのセクションを検索します。
2. ステップ 1 で確認したすべてのセクションについて、aocl bin update <<>command を実行します。
- Windows* の場合、<>is nul
- Linux の場合、<>is /dev/null
インテルが提供する Perl スクリプトを使用してソースコードを自動的に削除するには:
1. strip_source Perl スクリプトをダウンロードします。
2. 現在の作業ディレクトリーで strip_source.zip ファイルを解凍し、perl strip_source.pl コマンドを実行します。
注: Windows でスクリプトを実行するには、コマンドラインで Perl を使用できる必要があります。 PATH ユーザー環境変数設定に Perl へのパスを追加してください。
この問題は、インテル FPGA SDK for OpenCL オフライン・コンパイラーの今後のリリースで修正される予定です。