Altera®デバイスは、VCCIO 電圧と入力電圧のさまざまな組み合わせを可能にする MultiVolt I/O ピンをサポートします。 大部分のデバイス・ファミリー・ハンドブックには、デバイス I/O 機能の章に MultiVolt I/O テーブルがあります。 この表では、シグナル電圧が使用中の VCCIO 電圧と互換性があるかどうかを確認するためのクイック・チェック・ボックス・リファレンスを示します。 互換性は、デバイス・データシートの I/O 切り替え仕様に基づいています。
例えば、2.5V VCCIO を搭載した入力ピンには、2.3V LVTTL Vol および Voh の受信仕様と互換性のある 2 Vuh 仕様と Vih 仕様があります。
デバイス・データシートには、JEDEC の仕様と要件に基づいて、各 I/O 規格の最小 2、最大 Vih 電圧が記載されています。 Alteraデバイスは、各デバイスファミリーの推奨動作条件に示されているように Vi (DC 入力電圧) に対して耐性があります。 この Vi 仕様は、サポートされているすべての VCCIO 電圧のデバイス I/O ピンに適用されます。
例えば、2.5V 規格の Vih 最大仕様は VCCIO 0.3V です。 I/O 規格の仕様に従い、2.5V シグナリングは最大 Vih で 2.8V を超えないものとします。 ただし、データシートの推奨動作条件セクションの Vi 仕様では、I/O 規格の仕様から最大 Vih がスーパーセデッドされています。 3.3V I/O 規格に対応するデバイスファミリーは、Vi 最大で 3.6V 以上になります。
デバイス・データシートの I/O 規格仕様セクションに記載されている Vih の最大仕様は、I/O 規格の JEDEC 要件の範囲であり、実際のデバイス許容値のサブセットです。 推奨動作条件の Vi 仕様を使用して、実際のデバイスの入力電圧レベルに対する許容度を確認することができます。