cygwin C コンパイラー/贅贅ツールは、「/cygdrive/c」を使用して elf ファイルを構築します。 Lauterbach Trace32 data.load.elf コマンドのパラメーターを使用して、/cygdrive/c を elf ファイルから取り除く必要があります。
Lauterbach Trace32 に elf を読み込み、次のパラメーターを指定します。
data.load.elf /PLUSVM /StripPART 3 /PATH C:\
elf 画像のドライブ、パス、ファイル名を含む必要があります。 例えば、次のすることが可能です。
C:\NEEK\mictor_test\software\hello_world_mictor\Release\hello_world_small.elf
/StripPART ストライピングを行い、 /PATH パスの除去された部分の置き換えを行い、ソースコードを検索するためのルートディレクトリーを提供します。
「3」の StripPART 値は、ドライブ文字 (最初の部分) と最初の 2 つのサブディレクトリー (パート 2 とパート 3、「cygdrive」および「c」、それぞれ) が .elf ファイルに示されているすべてのソース・ファイル・パスから削除されることを指定します。
Lauterbach がファイルを検索できる速度は、/PATH で指定されたディレクトリーの下にあるファイルとディレクトリーの数に応じて変えられます。 上記の data.load.elf の例では、C:\ 全体ドライブはソースコード・リポジトリーとして指定されています。
elf 指定のソースコード位置から追加のパーツ (ディレクトリー) を取り除き、対応するディレクトリーを /PATH スイッチに追加すると、ソースファイルツリーのサイズが縮小されます。 ただし、/PATH ディレクトリーの下にないソースコードは見つかりません。
例えば、上記の data.load.elf コマンドを変更して /StripPART パラメーターを 4 に増やし、/PATH パラメーターを変更して NEEK ディレクトリーを含めます。
data.load.elf /PLUSVM /StripPART 4 /PATH C:\NEEK\
C:\NEEK ディレクトリーにないソース・コード (Altera® HAL・デバイスドライバーなど) を見つけられません。