Early Power Estimator (EPE) バージョン 9.0 SP2 (およびそれ以降) とインテル® Quartus® II ソフトウェア PowerPlay パワー・アナライザー (バージョン 9.0 SP2 以降) は、Stratix® IV デバイスに使用される各電圧電源の最小電流要件を示します。 VCCIO の場合、デザインに使用されている各電圧レール (1.2V、1.5V、1.8V、2.5V、または 3.0V) で報告される最小電流要件は同じ値になります。 同様に、VCCPD の場合、デザインに使用されている各電圧レール (2.5V または 3.0V) で報告される最小電流要件は同じ値になります。
この値は、同じ電圧レールで給電されているデバイス内のすべての I/O ピンに基づいています。そのため、VCCIO と VCCPD で使用される固有の電圧レールごとに最小電流要件が繰り返されます。
デバイスとデザインの用途に基づいて、次の式を使用して、製品の最小電流要件を予測することができます。
[(VCCIO 電圧で動作する I/O ピンの数) / (デバイス内の合計 I/O ピン数)] * (最小電源電流) * (1.10)
[(VCCPD 電圧で動作する I/O ピンの数) / (デバイス内の I/O ピン総数)] * (最小供給電流) * (1.10)
デザインに使用されている各 VCCIO 電圧と VCCPD 電圧について、この公式を繰り返します。 VCCIO / VCCPD 電圧で動作する I/O ピンの数は、特定の電圧で供給された I/O バンク内の使用済み I/O ピンと未使用の I/O ピンの数を表します。最小供給電流は、電流見積もりツールで提供される値です。この値は、
1.10 スケーリング・ファクターは追加のガードバンドとして提供され、消費電力を見積もるには含める必要があります。
Stratix IV デバイスのピン出力ファイル を使用して、各 I/O バンクの I/O ピン数を確認できます。