いいえ、通常の I/O として使用する場合、RUP ピンと RDN ピンは、Arria® II GX デバイスのキャリブレーション済みシリーズ OCT に対応していません。 RUP ピンと RDN ピンは、他の I/O バンクにある終端ブロックからキャリブレーション済みのコードを受信できません。これはハードウェア上の制限です。
Quartus® II ソフトウェアは、RUP または RDN ピンを、キャリブレーション済みのシリーズ OCT で構成された通常の I/O ピンとして使用した場合に、デザインをコンパイルすることができます。 フィッターレポートでは、I/O ピンがキャリブレーション済みのシリーズ OCT を使用している様子が表示されます。 これはインテル® Quartus® II ソフトウェアのバグです。
通常の I/O として RUP または RDN ピンを使用していて、キャリブレーション済みのシリーズ OCT を使用するように出力バッファーを設定している場合、出力は切り替えられません。 これは、OCT キャリブレーション中に出力バッファーにトランジスターが含まれないためです。