NWRITE_Rパケットへの応答パケットは、RapidIO® MegaCore® ファンクション内の I/O ライトマスターによって、トランスポート層で必要な応答パケットを伝送するための十分な帯域幅がない場合にドロップされる場合があります。
ラウンドロビン・アービトレーション・スキームを使用して、Avalon-ST パススルー・インターフェイス、Door、I/O スレーブ、I/O マスターおよびメンテナンス・ポート間のトランスポート層へのアクセスを許可します。 別のインターフェイス (I/O スレーブなど) がパケットを送信している場合、I/O マスターからの RESPONSE スキューション・レートはNWRITE_Rイングレス・レートより低くなることがあり、応答がドロップされます。NWRITE_Rへの応答がドロップされると、NWRITE_Rを送信したデバイスの論理 / トランスポート層エラー検出 CSR のPKT_RSP_TIMEOUTビットが表明されます。
1) 未処理のNWRITE_Rトランザクションの数が 32 を超えないようにしてください。I/O マスターは、キューに最大 32 個の応答を格納できます。
2) ポート応答タイムアウト・コントロール CSR を使用してタイムアウトを適切な値に設定し、ドロップされた応答が迅速に検出されていることを確認します。タイムアウトが設定されていない場合、応答がドロップされると、 io_s_wr_waitrequest シグナルがデフォルトの 4.5 秒間インサーティブ状態を維持します。
3) システムの注文が不要な場合は、NWRITE を使用して、I/O 書き込みマスターからの応答の必要性を回避します。