DDR3 UniPHY コントローラーの場合、Avalon データバスの幅は、コントローラーのAvalon-MM インターフェイス設定のレートによって異なります。オプションはハーフレートまたは四半期レートです。ハーフレート・コントローラーは、外部データバスの幅の 4 倍のAvalonデータ幅を備えています。クオーターレート・コントローラーは、外部データバスの 8 倍のAvalonデータ幅を備えています。
ECC が有効になっている場合、DDR3 UniPHY コントローラーは ECC コードワード用の外部データバスに 8 ビットを追加します。この ECC コードワードは、最も重要な 8 ビットの外部データバスを占有します。
例えば、ECC を使用して 64 ビット DDR3 クオーターレート・コントローラーを生成した場合、Avalon・データ・バスは 512 ビット幅になり、外部データバスは 72 ビット幅 (64 ビット・データ 8 ビット ECC コードワード) になります。各Avalon書き込みバースト 1 は、外部データバス上でバースト長 8 (BL8) を転送します。Avalonデータバスは、次のように外部データバスにマッピングされます。
外部データ 0 [71:0] = {ECC コードワード 0[7:0]、Avalonデータ[63:0]}
外部データ 1 [71:0] = {ECC コードワード 1[7:0]、Avalonデータ[127:64]
外部データ 2 [71:0] = {ECC コードワード 2[7:0]、Avalonデータ[191:128]
外部データ 3 [71:0] = {ECC コードワード 3[7:0]、Avalonデータ[255:192]
外部データ 4 [71:0] = {ECC コードワード 4[7:0]、Avalonデータ[319:256]
外部データ 5 [71:0] = {ECC コードワード 5[7:0]、Avalonデータ[383:320]
外部データ 6 [71:0] = {ECC コードワード 6[7:0]、Avalonデータ[447:384]
外部データ 7 [71:0] = {ECC コードワード 7[7:0]、Avalonデータ[511:448]