altera_mem_if_sequencer_cpu_no_ifdef_params_sim_cpu_instr.tr ファイルは、UniPHY ベースのメモリー・コントローラーのエンベデッド・Nios II・プロセッサーのデバッグに使用できるトレース・ファイルです。トレースファイルには、ヘッダー、説明セクション、およびバイナリーデータを含むトレースフレームセクションの 3 つの部分があります。
ヘッダーにはフォーム \x7fTRACE0\n
があります。最初のバイトは、 0x7f
ファイルにバイナリー・データが含まれていることを示すものであり、 0
そのファイルは将来的に異なる値を持つ可能性のあるバージョン番号です。
説明セクションは、複数行の ascii テキストを newline 文字 () で区切って構成 0xa
しています。ラインには、トレースポイント定義やレジスターセットサイズなど、さまざまな説明情報またはコンテキスト設定情報が含まれる場合があります。GNU Project Debugger (GDB) は認識しない行を無視します。このセクションの最後には、空白の行が付きます。
トレース・フレーム・セクションは、連続する多数のフレームで構成されます。各フレームは、2 バイトのトレースポイント番号で始まり、その後にフレーム内のデータ量を与える 4 バイトのサイズが続きます。フレーム内のデータは、それぞれがそのタイプを示す文字 (少なくともレジスター、メモリー、トレース状態変数) によって導入されたブロック数で構成されます。このセクションのデータはローバイナリーであり、16 進数またはその他のエンコーディングではありません。エンドアンネスはターゲットのエンビアンネスと一致します。
R
bytes- レジスターブロック。バイト数と順序は、リモートプロトコルのパケットのバイト数と一致
g
します。これらのバイトは、16 進数のエンコーディングではなく、ターゲット順と GDB レジスター順に実際のバイト数であることに注意してください。
M
addresslength bytes...
- メモリーブロック。これは、8 バイトのアドレスの連続するメモリーブロック address で、2 バイトの長さの length 後に length バイトが続きます。
V
numbervalue- トレース状態変数ブロック。これにより value 、番号が付いたトレース状態変数の 8 バイトの署名付き値が記録されます number 。
トレース・ファイル・フォーマットは、GNU GDB 標準トレース・ファイル・フォーマットにすぎません。GNU デバッガー・ツールで使用できます。