記事 ID: 000080595 コンテンツタイプ: 製品情報 & ドキュメント 最終改訂日: 2020/05/21

ピンアウト・ダイオードを使用して接合温度を測定し、インテル® FPGA Power and Thermal Calculator (PTC) を使用して TSD オフセットを計算する際、インテル® Stratix® 10 E および P タイルデバイスを対象とするデザインの TSD オフセットを取得するにはどうすればよいですか?

環境

  • インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
    詳細

    インテル® Stratix® 10 デバイス・バージョン 19.4 以前の Early Power Estimator (EPE) では、EPE ツールで報告されているデフォルトの温度センサー・ダイオード (TSD) オフセットは、ピン留めされたダイオードで測定された温度と直接使用することを意味していました。インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション バージョン 20.1 では、PTC は EPE ツールを置き換え、報告された TSD オフセットは IP Sense で測定された温度で使用することを意味しています。

     

    インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション ソフトウェア・バージョン 20.1 から PTC を使用している場合:

    プロジェクト・ディレクトリーの quartus.ini ファイルに次の行を追加します。プロジェクト・ディレクトリーに quartus.ini ファイルがない場合は、テキストファイル quartus.ini を作成し、ファイルに次の行を追加します。

    thermal_calc_report_first_tsd_only=オン

    スタンドアロン バージョンの PTC バージョン 20.1 を使用している場合:

    インテル FPGA Power and Thermal Calculator 20.1 のパスを参照するには、PTC のアイコンを右クリックして右クリックします。「start in」と記載されているディレクトリをメモします。「start in」が参照するディレクトリーに quartus.ini と呼ばれるテキストファイルを作成し、以下の行を quartus.ini ファイルに追加します。

    thermal_calc_report_first_tsd_only=オン


    IP センスに関して TSD オフセットを報告している PTC バージョン 20.1 の元の動作に戻したい場合は、quartus.ini ファイルからこの行を削除してから、PTC を再実行してください。

    解決方法

    この問題は、インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディション バージョン 20.3 以降で修正されています。

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