Quartus® II ソフトウェア・バージョン 12.0 の 10GBASE-R PHY シミュレーション・モデルのバグにより、 xgmii_rx_dc[71:0] と xgmii_rx_clk 信号は rx_coreclkinに同期されません。
この問題を回避するには、以下の方法で暗号化されていない 10GBASE-R PHY シミュレーション・モデルを使用します。
- <instance_name>_sim\altera_xcvr_10gbaser フォルダーの altera_xcvr_10gbaser.sv System Verilog ファイルをテキストエディターで開きます。
- 次の例でコメントされた行を追加します。
sv_xcvr_10gbaser_nr #(
.num_channels (num_channels)
.operation_mode (operation_mode)
.sys_clk_in_mhz (mgmt_clk_in_mhz)
.ref_clk_freq (ref_clk_freq)
.rx_use_coreclk (rx_use_coreclk)、//この行を追加します
.pll_type (pll_type)
.RX_LATADJ (rx_latadj)
.TX_LATADJ (tx_latadj)) - <Instance_name>_sim\\mentor フォルダーにある msim_setup.tcl ファイルを開きます。
- パス内の「mentor」を持つすべての行をコメントアウトします。
混合言語シミュレーションで更新された System Verilog シミュレーション・モデルを使用するには、混合言語 ModelSim ライセンスが必要です。
この問題は、Quartus® II ソフトウェア・バージョン 12.0 で修正されています。