このソリューションでは、EPM7128A デザインから EPM7128AE デバイスへの移行パス、EPM7256A デザインから EPM7256AE デバイスへの移行方法について説明します。
EPM7128AE および EPM7256AE デバイスは、EPM7128A および EPM7256A デバイスのスーパーセットです。 MAX®7000AE デバイスは、MAX 7000A デバイスと比較して同等の密度と速度グレードで高速なパフォーマンスを提供するため、タイミング互換性があります。 EPM7128A デバイスから EPM7128AE デバイスまたは EPM7256A デバイスから EPM7256AE デバイスに移行する場合 、PDN0507 (PDF) および PDN0508 (PDF) に示されている適切な代替製品をそれぞれ選択します。 設計が同期設計の実践に従い、固定遅延に依存しない場合、移行に必要な設計変更はありません。 デザインが固定遅延に依存している場合、MAX 7000AE デバイスへのMAX 7000A デザイン移行のパフォーマンスを考慮してデザインを同期する必要があります。特に、MAX 7000AE デバイスに高速グレード指定子がある場合 (例えば、EPM7128ATC100-6 代替デバイスが EPM7128AETC100-5 の場合)。
EPM7128A または EPM7256A デバイスのプログラミング・オブジェクト・ファイル(.pof)は、MAX PLUS を使用して EPM7128AE または EPM7256AE デバイスにプログラムできます。®II ソフトウェア・バージョン 9.6 以降、または BP マイクロシステムまたはシステム・ジェネラルのサードパーティー製プログラミング・ソフトウェアを使用。インテル® Quartus®®II ソフトウェアは、EPM7128A または EPM7256A POF ファイルを EPM7128AE デバイスまたは EPM7256AE デバイスにプログラムするために使用することはできません。BP マイクロシステムおよびシステム・ジェネラル以外の他の第三者プログラミング・ベンダーの場合は、以下の手順に従って、MAX 7000A POF ファイルを 7000AE 互換 POF 形式 MAXに変換することをお勧めします。
MAX 7000A POF を MAX 7000AE POF 形式に変換する手順
- convert_7KA_pof.exe ユーティリティーは、こちら から POF 変換ユーティリティー をダウンロードしてください。 このユーティリティーを使用するには、Windows 98 以降で DOS コマンド・プロンプトを実行している PC が必要です。
- 次のコマンドライン使用形式でユーティリティーを実行します。
convert_7KA_pof
MAX 7000AE 出力 POF には、MAX 7000A 入力 POF とは別のファイル名を選択する必要があります。 以下の使用例:
C:\convert_7KA_pof C:\my_pof_directory\example_7KA.pof C:\my_pof_directory\example_7KAE.pof
出力された POF ファイルは、代替MAX 7000AE デバイスと互換性があります。 EPM7128A デバイスおよび EPM7256A デバイス用の Jam STAPL、Jam Bytecode 1.0、Jam Bytecode 2.0、SOOP ファイルは、対応する 7000AE デバイスMAXプログラミングできません。したがって、これらのファイル形式を使用したデザインには、上記の手順と追加の手順が必要です。
- ウェブ上で無料で入手可能なMAX PLUS II プログラマー・ ソフトウェア・バージョン 10.2 以降を使用して、7000AE POF ファイルMAXから Jam STAPL、Jam Bytecode 1.0、Jam Bytecode 2.0、または SOOP ファイルを作成します。 Jam STAPL、JBC、SOOP ファイルの生成手順については、オンライン・ヘルプを参照してください。
Jam STAPL または JBC ファイルの発生元である元の 7000A POF ファイルがない場合は、適切な機器とソフトウェアを使用して以下の手順に従う必要があります。プログラミングに 7000A STF ファイルを使用していて、元のMAX 7000A POF ファイルがない場合は、詳細については Altera・アプリケーション にお問い合わせください。
オリジナルのMAX 7000A POF が利用できない場合、7000A Jam STAPL または JBC ファイル MAX MAX単一デバイス・チェーンを 7000AE フォーマットに変換する手順
以下の手順は、シングルチェーン MAX 7000A デバイス用に生成された Jam STAPL または JBC ファイルにのみ適用されます。つまり、JTAG チェーンに他のデバイスはありません。 お使いの Jam STAPL または JBC ファイルがマルチデバイス・チェーン用に生成され、元のMAX 7000A POF がない場合は、Altera・アプリケーションにお問い合わせください。
• Windows XP オペレーティング・システムを実行している Windows ベースのコンピューター
• PLUS II または MAX PLUS II ベースライン・ソフトウェア・バージョン 10.2 以降をAltera MAX
• Altera PL-APU プログラミング・ユニット
• 選択したパッケージタイプ (FPGAJ7000-84、FPGA7000-100、FPGA7000-100NC、FPGA7000-100NC、FPGA 7000-144NC、FPGA7256-208NC、またはインテル® FPGA FPGA 7000-256) に対応したAlteraプログラミング・アダプター
• Altera MAX 7000A デバイス (速度と温度グレードは関係ありません)
- USB インターフェイス・ケーブルを使用して PL-APU プログラミング・ユニットを接続します。適切なプログラミング・アダプターを取り付けます。
- MAX PLUS II ソフトウェアを起動します。MAX PLUS II メニューを使用して、プログラマー を選択してプログラマーウィンドウを開きます。
- [ファイル] メニューを使用して、[Select Programming File(プログラミング・ファイルの選択)] コマンドを選択して、変換するプログラミング・ファイル (Jam STAPL または JBC) を選択します。予想されるMAX 7000A の注文コードは、プログラマーウィンドウの [デバイス] フィールドに表示されます。
- プログラマーウィンドウでセキュリティー・ビット・フィールドがチェックされている場合、クリックしてセキュリティー・ビット機能をオフにします。
- MAX 7000A デバイスをプログラミング・アダプター・ソケットに挿入します。[プログラム] ボタンをクリックしてデバイスをプログラミングします。
- [検査] ボタンをクリックしてデバイスのデータを読み取ってください。
- セキュリティー・ビット機能を有効にする必要がある場合は、プログラマーウィンドウのセキュリティー・ビット・フィールドをクリックしてセキュリティー・ビット機能をオンにします。
- [ファイル] メニューを使用して、[Save Programming Data As (プログラミング・データを名前を付けて保存)] コマンドを選択します。MAX 7000A POF ファイルを保存するには、ファイル名を選択します。
- コマンドプロンプト・ウィンドウを開き、「convert_7KA_pof」ユーティリティーを使用して、MAX 7000A POF ファイルをMAX 7000AE POF ファイルに変換します (上記の手順を参照)。
- [MAX PLUS II ファイル] メニューを使用して、[Create Jam or SNUMA File]コマンドを選択します。
- [追加] をクリックして新しい MAX 7000AE POF ファイルを [Create jam or SNUMA File] 変換ウィンドウに追加し、適切な [ファイル形式] と [出力ファイル名] と [保存先] フォルダーを選択します。
- [OK] をクリックしてファイルを生成します。この新しく変換されたファイルは、7000AE デバイスMAXプログラムできます。