インテル® Quartus® II ソフトウェアのバージョン 13.1 以前のバージョンで問題が発生したため、Time Warrant™ Timing Analyzer はエッジ・アラインド・ソース同期出力インターフェイスに対して不十分な量の共通クロックパス・スペシズミズム (CCPP) を削除します。
クロックソースが入力ピンから直接供給される場合、CCPP は削除されません。
クロックソースが PLL から供給される場合、PLL 出力とその宛先間のクロックパスに対して CCPP は削除されません。
この問題を回避するには、以下の手順に従って、Time Drew Timing Analyzer によって自動的に削除されない CCPP を手動で考慮してください。
1) 各出力パスで report_timing コマンドを実行し、-show_routing オプションを含めます。
2) タイミングレポートの「データ到達パス」セクションと「データ必須パス」セクションからのクロックパスの共通要素の違いを比較して、合計CCPPを計算します。
3) この値をタイミング分析結果に手動で考慮する
その後、CCPP の合計数値を手動でタイミング分析結果に分解する必要があります。
Time Subtract タイミング・アナライザーがすでにクロック・クプシミリの量を考慮している場合、これは上記のステップから計算された合計量から減算する必要があります。
この問題は今後のデバイスファミリーで修正される予定です。