jic ファイル・プログラミング・フローは、インテル Quartus Prime 開発ソフトウェア・プロ・エディションのバージョン 17.1 (アップデート 1 およびアップデート 2) を備えた®インテル® Stratix® 10 デバイスでグレード化された特定の SmartVID (-V) で失敗する場合があります。ヘルパーイメージ (工場出荷時のデフォルトの SFL イメージ) が、インテル® Stratix® 10 デバイスの VID チェックをバイパスできないため、.jic ファイル・プログラミング・プロセス中にこのエラーメッセージが表示されることがあります。
エラー (18950): デバイスがコンフィグレーション・データの受信を停止しました
エラー(18948): デバイスからエラーメッセージを受信: 位置0x00008400でコンフィグレーション・データが検出されました
エラー (209012): 操作に失敗しました
この問題を回避するには、以下の手順に従います。
1. ユーザーデザインの .sof ファイルで、JTAG 経由でインテル® Stratix® 10 デバイスを設定します。
2. .jic ファイルを インテル Quartus® Prime Pro ソフトウェアに読み込み、子レベルの .jic ファイルでのみ [Program/Configure] チェック ボックスをオンにします。この場合、プログラマーは、工場出荷時のデフォルト SFL イメージをFPGAに構成せずに、フラッシュデバイスに .jic ファイルを直接プログラムします。
この問題は、インテル Quartus® Prime Pro ソフトウェア・バージョン 18.0 で修正されています。