はい。ユーザーが切り替えるセカンダリー入力基準クロック周波数に応じて、PLL 出力クロック周波数を変更できます。これは、手動クロック・スイッチオーバー時に PLL カウンター設定が定数を維持するため、新しい出力クロック周波数が新しい入力基準クロックおよび PLL カウンター設定に基づくためです。例えば:
altpll メガファンクションからの設定
Inclk0 = 20 MHz
Inclk1 = 18 MHz
出力 = 100 MHz
N カウンター = 1
M カウンター = 30
ポストスケールカウンター = 6
VCO = 600 MHz
この場合、入力クロックを inclk0 から inclk1 に手動で切り替えた場合、上記の設定に基づいて、新しい出力周波数は 100MHz ではなく 90MHz になります。
なお、入力周波数を変更すると、PLL はロックを失う可能性がありますが、入力クロックが最小および最大ロック範囲の範囲内に収まる限り、PLL はロックを実現できます。
手動クロック・スイッチオーバーの詳細とガイドラインについては、各デバイス・ハンドブック を参照してください。