Quartus® II ソフトウェア・バージョン 10.0 SP1 および Linux 向け 10.1 SP1 の Service Pack インストーラーの問題により、サービスパックが実際にインストールされていないときに正常に完了したとインストーラーが誤って報告することがあります。インストール・ログ・ファイルに次のエラーが含まれている可能性があります。
You do not have write permission to ‘‘
Cannot install service patch\!
>>> Executing ‘/quartus/bin/tb2_install --webinstall‘
このエラーは、インストーラーが Quartus® II インストール・ディレクトリー自体の書き込み許可ではなく、Quartus® II インストール・ディレクトリーの親ディレクトリーに対する書き込み権限を持っているかどうかを誤ってチェックするためです。
この問題を回避するには、Quartus® II インストール・ディレクトリーの親ディレクトリーの書き込み許可を有効にします。
この問題は、Quartus® II ソフトウェア・サービス・パック・インストーラー・バージョン 11.0 SP1 から修正されています。