記事 ID: 000075648 コンテンツタイプ: トラブルシューティング 最終改訂日: 2021/08/27

除算係数 80 のALTTEMP_SENSEメガファンクションを使用すると、最小パルス幅違反が発生するのはなぜですか?

環境

  • インテル® Quartus® II サブスクリプション・エディション
  • BUILT IN - ARTICLE INTRO SECOND COMPONENT
    詳細

    ALTTEMP_SENSEメガファンクションを使用する場合、IP に適用されるクロックが 1.0MHz 以下であることを確認する必要があります。 より高い周波数クロックを使用する場合、メガファンクションでは、クロック周波数を 1.0MHz 以下に抑えるために、40 除算または 80 除算を選択できます。

    ただし、クロック分圧ファクター 80 を使用すると、Time Divider タイミング・アナライザーで最小パルス幅違反が生じる場合があります。 いずれかの除算係数を使用する場合、Time2 タイミング・アナライザーはクロックを分析して 40 分割選択のみを行います。 つまり、40MHz を超える入力クロックがあり、80 除算オプションを選択した場合、Time Customization タイミング・アナライザーは 1.0MHz を超えるALTTEMP_SENSEメガファンクションへの入力クロック周波数を計算します。

    解決方法

    Synopsys Design Constraint (SDC) を追加すると、不正なクロック周波数計算を上書きできます。 次の制約例は、ALTTEMP_SENSEメガファンクション (inst5) の CLK 入力ポートを駆動する ALTPLL メガファンクション (inst3) からの出力 CLK0 に基づいています。

    create_generated_clock -name {inst5|tsdadc_alttemp_sense_vps_component|sd1|clk} \
    -source [get_pins {inst3|altpll_component|auto_generated|pll1|clk[0]}] \
    -divide_by 80 -multiply_by 1 -duty_cycle 50.00 \
    [get_pins { inst5|tsdadc_alttemp_sense_vps_component|sd1|clk} ]

    これは、Quartus® II ソフトウェアの今後のバージョンで修正される予定です。

    関連製品

    本記事の適用対象: 11 製品

    Arria® V ST SoC FPGA
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